ハイどーーもーー!第三次イヤイヤ期のもんじです♪
『最近のお笑いは、先が読めなーーい!!』
お笑い第7世代とよばれる芸人達が台頭している今、
僕が中学生だった頃に見ていたお笑いとは、
まるで変わっちまいました。
例えば、
コンビなのに仲良しだったり、
人見知りや、真面目さを前面に出したネタ、
高学歴や医者など高いステータスを持った芸人など…
昔じゃマジで考えられません!
物心ついた時から、松本人志を見て育った僕からすれば、
今のお笑い界は、もはや別世界です。
でも
時代は移り変わります!
目まぐるしく入れ替わるお笑い界では、時代の先を読む力がないと絶対に生き残っていけません。
ということで今回は、
お笑い第3世代に生まれ、
”笑い”と共に生き、
その流れをずーーーーっと見てきた元芸人もんじが、
これからのお笑いの未来を予想し、
どうなっていくのかをズバリ予言してみせましょう。
今のお笑い界は飽和状態
テレビの世界では、
日々ニュースターが誕生したり、
逆に、あれほど毎日のように見ていた今旬芸人が、
今ではパッタリ見なくなったりしますよね?
でも、
あんな目まぐるしく入れ替わりをしているのって、
実はほんの一部分で、
芸人ピラミッドの一番下のほうだけなんですよね。
もう、
上のほうの勢力図なんて、ほとんど変わらない。
変わったとしても、一つ下の方が順当にズレ上がっていくだけです。
(島田紳助がいなくなって、若手に影響出ましたか?笑)
ある程度の地位を築いた上の方の芸人は、
もう固定されてて、なかなか入れ替わりすることは無いです!
体力よりも技術面が必要な芸人の世界は、
スポーツ選手のように頻繁に新陳代謝がなされないんです。
だからこそ、
今の若手芸人は、
これまでやってきたお笑いの形をなぞっても、
もうそこには誰かいるんです!
もっと面白くて極めてしまっている先人と同じことをして、
勝てるはずないんですよね。
な・の・で
これからお笑いで上を目指すには、
ピラミッドの上の人たちがやってきた、
過去のお笑いにはいない、
未来を読んだ、
『先を行く笑い』
を作り出していかないといけないんです!
これからのお笑いは執着しないこと!
では、今後のお笑いに大事なことを予言します。
大事なこと、
それは、ズバリ
《執着しないこと!!》
これだけでは、なんのこっちゃ訳わからんと思いますが、
要は、
これまであったお笑いの常識を捨てて、
フレキシブルな考え方が重要になると思うのです。
具体的に
5つあるこれまでの常識に、
執着してはいけない理由を説明していきます。
①テレビに執着しすぎない
ひと昔前は、
芸人で成功する
||
テレビに出まくる
でした。
でも、いまやYouTubeやAbemaTVなどの、ネット配信番組
はたまた舞台、営業、落語、音楽、本など、
テレビ以外で活躍して稼ぎまくっている芸人がいます。
苦情や規制が厳しい今のテレビでは、
やりたいこともやれない、
本当に面白い事が出来ない時代になってしまいました。
しかも、
昔と違って、スマホの普及により、ネットがかなり身近になってきています。
テレビしかなかった時代から、
あくまでテレビは1つの選択肢に過ぎない時代になったんです。
確かにまだまだテレビが最強のコンテンツであるのは変わらないですが、
それだけに執着するのはもう古いです!
今後は今よりも、さらに、さらにテレビ以外のメディアが発展していくことは間違いないんですから。
自分で見たいものを選べるようになった今、
テレビだけに執着せず、
自分が輝ける居場所を見つけましょう!
それ以外で活躍している人
テツ&トモ(営業) ヒロシ(YouTube) カジサック(YouTube) ゴー☆ジャス(YouTube) キンコン西野(本) 又吉直樹(本) 中田敦彦(本・音楽) やついいちろう(音楽) 品川ヒロシ(映画) すっちー(舞台) 鳥居みゆき(舞台)
②若者ウケに執着しない
↑この円グラフを見てわかる通り、
これからの日本は、
超高齢化社会&超過保護社会
になっていきます。
こればっかりは間違いないことです!
お年寄りの寿命が延びるし、
少子化により子供の価値も爆上がりです。
20代&30代の若者層なんて、
てんでないがしろになります。
そりゃそうだ!
テレビだってお客様(視聴者)あっての商売ですから、
お客様の層が多い所に合わせた番組作り、
そして、求められる芸人を欲します。
お年寄りばかりが見るテレビで、
若者向けの番組をやるなんて、
おばあちゃんの原宿『巣鴨』にタピオカ屋さんをオープンするようなもんです。
若者を笑わしてナンボ!
という考え方に執着するのはやめましょう。
そりゃ~それが出来れば最高でしょうけど、
出来なければそこに執着し続ける必要はないということです。
これからは、視点を変えて、
子供&お年寄りという
マンモス市場で無双状態になりましょう。
それ以外で活躍している人
小島よしお できたくん 平野ノラ レギュラー 流れ星 もう中学生 5GAP久保田
③場所に執着しない
2011年4月に
吉本がスタートさせた企画、
「あなたの街に住みますプロジェクト」
通称:住みます芸人
これは、全国47都道府県に居住させ、
地方で活躍してもらおう…というものです。
最初にも言った通り、
今のお笑い界は飽和状態です。
ぶっちゃけ東京という場所だけで活躍を目指すのは、
もう不可能なレベルにまでなってきています。
確かに情報の発信源は間違いなく東京です。
でも、
その発信源に執着しても、
”発信”されなければ意味がないですw←正論
もっというと、
芸でメシが食えねぇと芸人じゃないんです。
あなたが、芸人という職業が好きで、
沢山の人を笑顔にしたいのなら、
『絶対東京という』執着を捨てて、
あなたが活躍できる場所を探すことも大事だと思います。
それ以外で活躍している人
パラシュート部隊 ゴリけん COWCOW ムーディ勝山 トータルテンボス ウエスP ゴンゾー ピコ太郎
④芸人だけに執着しない
昔出した、松本人志の著書『遺書』に
「コメディアンという肩書で、歌をうたったり、ドラマに出たりするのは、
オレは違うと思う。
それで評価を得ても、コメディアンとして、なんの意味もない。」
なんて書いたもんだから、
当時の芸人達は、
芸人が芸人以外の仕事をしたらサブい!
という雰囲気でした。
でも、
時が経ち…
芸人も歌を出したり、ドラマに出たり、ニュースを真面目に語ったり平気でしています。
※言った本人なんて、今↑コレ全部してますからねw
なんやったら、
バイトや副業なんかで有名になったりしてます。
なので、
「芸人なら芸の道一本!」…なんて
もう古くて、
お笑い以外のこともバンバン手を出して、
自分が輝ける分野で才能を発揮して、
そっちで人気が出てから、
逆輸入的な感じで、お笑いで活躍するみたいなパターンがもっと増えてくると思います。
それ以外で活躍している人
矢部太郎 マシンガンズ滝沢 鉄拳 しゅんしゅんクリニックP たかまつなな 島田秀平 かじがや卓哉 松橋周太呂
⑤固定観念に執着しない
昔から、お笑界に流れていた噂というか、
固定概念があります。
例えば、
”ん”が付く芸人は売れる!
とか、
コンビは仲が悪くなくてはいけない!
とか。
そんな、昔からあった先入観が今や無くなりつつありますよね?
※第七世代はほとんど”ん”が付いてません
このように、
これからのお笑いは、
『破壊』
の時代が来ます。
要するに、
今まであったものをぶっ壊していく!
これまでの逆をいく!
という、
これまであった『芸人像』を否定した人が売れます。
もう、芸人芸人したコテコテの芸人は古いです。
視聴者は見飽きました。
『笑わせる芸人』
よりも
『笑われる芸人』
綺麗な笑いを取る《上手い芸人》にはもう免疫ができているんです。
むしろその逆をいく、
出川・狩野・小宮のマセキ三兄弟のような、
昔のお笑いでは”ダメ芸人”とされている芸人や、
みやぞん・草薙・四千頭身後藤などの、
素人に近い自然体な芸人、
EXITやおたけのような、
パリピな芸人みたいに、
これまであったものの逆のことをしている芸人に、
今の視聴者は食いつきます。
だって目新しいから!
もう、上手い芸人、面白い芸人はお腹いっぱいです。
それよりも、芸人としては珍しいものを欲しています。
相方の形だって、
同じ事務所である必要はないし、
コンビやトリオである必要もない。
男女コンビは増えてきたけど、
女1男2の”いきものがかり”パターンや
女2男1の”ハーレム”パターンとか。
事務所も、
昔みたいに絶対に吉本じゃないといけない!
って感じじゃなくなりました。
弱小の事務所からバンバン売れっ子が出てきてるし、
フリーから売れたり、
事務所が違うコンビが組んだり、
事務所に執着せずに、
色んな事務所を転々として、自分に合ったお笑い事務所に出会うまで探し続けるのもいいかもしれません。
なので、これまでの芸人の固定概念を取っ払って、
全てを疑おう!
一番大事なこと
ってなかんじで、
5つの執着しないことを書いていきました。
これからのお笑い界で視野を広げることは
絶対に必要な考え方だと思います。
ただ、そんな事の前に、
これからのテレビで売れるために、
なによりも一番に重要なことを教えときます。
それが、
『好感度』
です。
(僕も含め)昔からのお笑いファンからすれば、
ムシズが走る三文字ですが…
今の世の中がそうなんだから仕方ないです。
今や、SNSやネットで、ただの一般人が自由に発言できる世の中になりました。
実はこのネット社会が今のテレビに、とても悪影響を及ぼしていて、
これまで発言権の無かった無能な人の意見まで聞かないといけなくなったんです。
僕は、世の中の70%の人が面白くない人だと思っています。
でも、今までのテレビは、
そんな面白くない人たちの意見に触れるツールが無かったんで、
ちゃんと才能がある人が、
自分たちの思う面白さを追求して、
センスのある番組を提供できていました。
それを、極端な話し視聴者は『見せていただいてる』立場でした。
でも今は、ネットにより
70%のツマラナイ人間も発言権を持ちだして、ツマラナイやつが口出ししだしたんです。
そのため『視聴者様』になり、立場が逆転してしまいました。
さらに、そのツマラナイ視聴者は、面白い事がよく分からんから、
み~んながNON STYLEを面白いと言えば、
「NON STYLEって面白いよね~」
ってなるし、
サンドウィッチマンの人の良さを見て、
「サンドウィッチマン大好き」
ってなります。
「みんなが好きなものが私も好き」
なんです。
みんなが面白いものが面白い!という人達ばかりなんです。
世の中はみんなが並ぶ店にアホみたいに並び、みんなが美味しいものを訳も分からず美味しいと言い、みんなが着ている量産型の服をオシャレという人達ばかりです。
じゃーそんな人たちに、
去年のM-1の優勝者は?
今年のKOCの出場者10名は?
R-1をリアタイで最後まで見たことある?
って聞いてみて下さい。
多分ごもるでしょう。
色んな芸人を見たうえで、
「NON STYLEが面白い」
と言ってるんならいいけど、
”周りに流されファン”が日本人の特徴です。
そんな70%の面白いがよくわかってないない、
流されファンが、何よりも気にしているのが
何を隠そう『好感度』なんです!
だって、
本当に面白いか、面白くないかが分かっていないんだから、
見るところは「人間」の部分になりますよね?
逆に、
メチャクチャ面白い事を言っていても
『金属バット』のように好感度が低くて、エッジのきいた人だと、
その70%の人は笑いません。
そりゃそうです、
面白い面白くないが分からないんだから。
”面白さ”
よりも
”良い人さ”
が大事なんです。
あの伊集院光は、
『これから売れる芸人を発掘しよう』
という番組の企画で、
「誰よりもバカで、一番善人なヤツ」
という条件で若手に聞いて回ったそう。
誰よりも面白い奴じゃなくです!←ここ大事
…ちなみにその時、みんなが声をそろえて名前が挙がったのが、
今をトキメク『みやぞん』だったらしいです。
ちょっと話がそれましたが…
今後のお笑い界で売れたいなら、
『好感度』
が必須条件ということです。
もっと極端にいうと、
弱者が共感を得ます。
元いじめられっ子とか…
引っ込み思案とか…
人見知りとか…
介護の仕事をしてました…
とか。
昔みたいに、
とんねるずが、
”俺様”で一般時に暴言を吐いたり、客席で乱闘したり、
ダウンタウンのように、全く客に媚びない、
「俺の笑いが分からない奴はアホ」
的な、俺についてこいスタイル
の芸人は、今の時代でゼロから売れる事はできません。
応援したくなるような、
弱者
でいることが、
今後のテレビで生き残るための術(すべ)だと激しく思います。
(だから今のテレビは面白くないんですが)
売れるために必要な能力
最後に、
これからのお笑い界で売れるために必要な事を、
まとめます。
①執着しない
ここに挙げた5つ”すべて当てはまれ”
って言ってるんじゃなく、
頑固に1つのことばかり執着してはダメってこと。
色んな事を試してみて、
フレキシブルな考え方をしてみて下さい。
あなたには、あなたにしか輝けない場所があるのだから、
一つのことに執着し続けるのではなく、
あなたにしかない武器を見極めて、それが一番活かせる場所へ行きましょうってこと!
置かれた場所で咲きなさいってこと!
②破壊
お笑い養成所でよくみる、
『千鳥っぽい』『霜降りっぽい』
のように、誰かの真似では絶対に売れません。
○○っぽい芸人はもう古い。
これまで築き上げられてきた笑いの常識を破壊して、
自分たちで笑いを作って行こう。
「破壊なくして創造は無し」by橋本真也
③作らない
限りなく素人に近い、自然体な芸人が売れます。
完璧に作り上げた笑いじゃなく、
その人のひととなりがにじみ出た
『人間』の笑い。
これからは平気で失敗する人間味が見たい。
”芸人ならこうあるべき”
と、決めつけず
これまでの古い教科書は捨てよう。
④弱者であれ
これからは、今よりもっっとネット批判が激しくなります。
なのでヘタレが発言権を持つようになります。
そんな視聴者に好かれるためには、
弱者じゃなければ嫌われます。
昔、自分をいじめていた人たちを思い出すので、
なるべく偉ぶらずに、
謙虚な心でいなくてはいけません。
おわりに…
完全に僕の意見を好き勝手に書きましたが、
僕にはゆるぎない自信があります。
この予言、
『信じるか信じないかはあなた次第』だが
この予言通り、
いずれ皆んながこうなってから、
やり始めてから、では
またその席はいっぱいになってしまっているので、
今すぐにでも始めることをオススメします!