ハイどーーもーー!お母さんが選んだ服の方がセンスいいもんじです♪
僕(ら)は不妊治療を始めて4年になります。
もっと長い人からすれば”まだ”4年の新米かもしれないけど…
けど、、、
結構しんどいです。
身体的にというよりも、
メンタルがしんどいです。
30も後半になれば、周りは2人、3人と当たり前のように産んでいくし。
さらに追い討ちをかけるように、周囲の人からの言葉1つ1つにいちいち反応してしまう自分がいます。
相手は、傷つけようと思って言ってるわけじゃなく、
良かれと思って言っているのかもしれないけど、
だからこそ、
誰を責めることも出来ず、
そんな言葉でイラっときてしまう自分が嫌になってしまうんです。
そこで今回は、
僕が不妊治療中に、周りの人に言われてヘコんだ言葉をだしおしみなく紹介していこうと思います。
あくまでも僕個人の意見ですが、
不妊の人はこんな言葉で傷つくんだぁ~
と、思って頂けるだけでありがたいです。
※ちなみに、今回の記事は
書いてくうちにだんだんその時の気分がぶり返して、当初予定していた目的とは別の愚痴記事になっちゃいましたので、見たくない方は消してくださいw
妊活スタート記事↓↓↓
「不妊の原因の50%は男」
コレは不妊治療を始めた時から、何度も何度も色んな人から言われた言葉です。
正直、耳タコです。。。
なんかこの言葉って、被害妄想かもしれんけど
50%といいつつ、男のほうが悪いっ言われている気持ちになるんですよね(^^;
だって、
「不妊の原因の半分は女性なんだよ!」
って言われたらどうですか?
なんか凄く”悪いのは女の方だ!!”
って気分になりますせんか?
ちなみに、僕らの夫婦で言うと、
検査上、どちらにも不妊の原因となる要因がありません。
なので『どっちも悪くない』んです。
だもんで、この言葉を聞くと、
犯人捜しみたいな気分になってちょっぴり嫌な気持ちになります。
だいたい~、言われなくても
妊娠なんて夫婦で営むことなんだから、
男と女、両方の力を合わせて出来るもんだと、
分かってますよ!
でも、ま~この言葉を何度も言わないと分からない男がまだまだいるということが一番の原因だと思うので、そこがまた腹が立ちます。
「俺が出来たんだから大丈夫」
うん…
その根拠は何?
同じように不妊を経験した友達に言われました。
この間まで一緒に悩んでいたのに、出来た瞬間アドバイスする立場になられたようです。
ま~励ますつもりで言ってくれているんだろうけど、
不妊を経験した友達だったからなおさら、
『あんたもこの前まで俺の立場だったんだから気持ち分かるだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお』
って、思っちゃいます。
でも、こんな言葉ですら腹が立ってしまうって…
じゃーなんて言えばいいんだよって話ですよね。
めんどくさくてすみません。ホント
「男は楽でいいね」
これも不妊や出産の話題になるとよく耳にする言葉です。
確かに、男は女性に比べて
生理痛もないし、妊娠したらつわりもないし、
検査の数も少ないし、体温も測らなくていい、
それで言うと”楽”だと思います。
でも”いい”くはないですよ。
子供が欲しいという気持ちは同じだし、
子供が出来ない苦しみもあるし、
なにより…大好きな奥さんの辛い顔を見るのが何よりも心苦しいです。
代われるものなら代わってやりたいですよマジで!
でも、生き物である限り、
オスが精子を提供し、
メスの体で子を身ごもるという仕組みになってるんだから。
そのどうしよう出来ないシステムでゴチャゴチャ言うのはちょっと違うんじゃないでしょうか?
その苦痛を味わいたくても味わえない人がどれだけいるか…
もし僕がその妊娠のキツさを、
体験すれば子供を授かることが出来るのなら
喜んで僕が引き受けますよ!
もう、出産に関して
男がいいとか女がいいとかの話しはやめませんか?
逆に言うと、
赤ちゃんがあなたの体から出てくるのは、
女性の特権なんだから。
「○○がいいらしいよ」
これは、友達とかからよく言われるんですが、
「不妊には○○がいいらしいよ」
って、おススメする行為です。
ぶっちゃけて言うと…
全部やってますw
マジで。
不妊にいいとされているものは手あたり次第試しているし、
それでダメだから苦しいんです。
なんかこの言葉は、
僕らは、何も努力せずに不妊になってるって思われている気がします。
そんなあなたたちの耳に届くような情報を、
毎日毎日、不妊治療のことばかり考えている僕らがやっていないとでも思っているんですかね~。
世に出回っている、不妊にいいとされているものは
ほとんどやってます!
それでもだめなんです!!
そんなもの試して出来るものならとっくにできてるし、
不妊に悩む人はいなくなると思います。
なかには、
子供が出来るストラップや、パワースポットみたいな
スピリチュアル的なものを紹介してくれる人がいますが。
それが一番メンタルにきますね。
不妊治療している人は、神様なんていないって思っているんで。
「授かりものだからね~」
なんて言ってくる人に言いたいんだけど、、、
じゃーなんで幼児虐待や育児放棄するような親に、神様は子供を授けたの?
そんなまじない的な力では子供はできません。
ちなみに言っとくと、
一応それも試しています。
「子供なんていらないよ」
子供がいる人に、不妊治療の悩みを打ち明けると言われた言葉です。
不妊治療中の人にそれ言うぅ~??
ってぐらいショックだったんですけど…
この人いわく、
子供がいたらなにもかも生活が子供中心になって、
旅行や遊びにも行けなくなるらしい。
だから、
「子供なんていらないよ」
らしいです。
…
いや、それはあなたの考えですよね?
不妊で悩んでいる人は、
なにもかも生活が子供中心になって、
旅行や遊びにも行けなくなってもいいから
子供が欲しいんです。
むしろそうなりたいんです!
確かに、子供がいないから子供がいる大変さを知らないです。
だからと言って、
あなたの意見をこちらに押し付けないで欲しいです。
「お子さんは?」
この手の純真無垢な質問が、シンプルに一番くるんですよね(苦笑)
だって、アチラ側にはなんの邪心もなく、
会話の糸口としての、単純なる質問なんですよね。。。
だからこそ、
この質問に対して
「まだ、いないんですぅ~」
と、平気ですという顔を必死で作りながら、
相手に気を使わせないように、自分の口で説明しないとけないツラさ。
自らの口から一番言いたくないこの言葉を言わされる、
拷問のような質問です。
「原因不明」
コレは、不妊治療を始めてからずーっとのしかかる言葉。
さっきも言ったけど、僕ら夫婦は両方とも、
検査の結果どこにも悪い所が見つからず、
『原因不明』な不妊です。
ハッキリと原因が分かっていても、
辛いだろうけど、
原因が無いのに出来ないって、、、
どこに怒りをぶつけていいか、
そして、何をしていいかも全く対策の練り様がないんです。
「○○が悪いです!」
とでも診断されれば、出来ない理由も納得できて、対策も立てようがあるけど、
原因が分からなければ、
マジでどうしたらいいか分からなくなります。
「子供ができた」
友達からの、
「子供が出来た」
という報告、ガンガンされるような年代になってきました。
「おめでとう…!」
って、思う気持ち半面、
心のどこかでは、
「羨ましい」「なんで俺だけ」「簡単に出来やがって!」
と、妬み嫉みの思いが芽生えてしまいます。
醜いですよね。。。
しかもその人が”出来ちゃった”とかだと…特に。
そんなおめでたいことを、祝えないという自分のキャパの小ささ。
そこが何より惨めな気持ちになりますよね。
「年齢は関係ない」
雑誌とかテレビで、
「不妊に年齢は関係ないですっ!」
って、よく目にするけど…
綺麗ごとだよね~
って思っちゃいます。
確かに、40歳を超えても妊娠している人は芸能人でも沢山います。
だから年齢に関係なく子供は出来る!
というのは嘘ではないだろうけど、
妊娠しやすい、しにくい
に「年齢は関係ない」…ってこたーないです!
だから諦めないでって、希望を持たせてくれているんだろうけど、
その言葉を信じてのんびり治療してたら、
貴重な時間は取り戻せないので、
やっぱり年齢は意識しながら治療の段階を踏んで行かないといけないと、
マジメに思います。
「妊活という言葉が嫌い」
た~まにコレ言っている人をネットやSNSで目にしませんか?
この言葉を聞いたらいつもこう思います
「こっちだって言いたかねーよ!!」
別にこんな言葉使わずにすんなり子供が出来てたら、
妊活なんて言わずに済むんだろーよ。
でも、
こちとら、病院で精子検査して、嫁は痛みに耐えながら検査してくれて、毎週毎週病院に行き、検査の結果に毎度へこみ、高いサプリを飲んで、仕事が遅くなってヘトヘトなのに運動して、食べるものにも気を使って、そのことで夫婦喧嘩しながら、
毎日やってんだよ。
こんなことやりたくないよ本当は。
できるもんなら自然にできたいわ!
『不妊』治療なんて縁起でもないワードを口にも出したくないです。
でも
子供が出来ていない現状を、
出来るだけ相手に気を使わせないように、
でも頑張ってはいるんだよ!ってのは分かって欲しいから、
ポップでポジティブな言葉で取り繕ってるんです。
だから、
せめてようやく市民権を得た『妊活』という言葉、
これくらい使わせてくださいよ。
…もしもあなたが同じ立場になったら気持ち、分かりますから。
「ダメ親をみると」
最後に、
これは言葉ではないですけど、
TVのニュースや街で目にする、
虐待やネグレクトする
『ダメ親』
なんだかんだでコレが一番心が痛くなります。
最低かもしれないけど、
「なんでこんな親元には子供が出来て…」
って思ってしまいます。
胸がキューっと締め付けられ、
悲しくて、悔しくなります。
だから僕らは神頼みはしません。
最初は神社行ったり、お守りとか買ってたけど、
神様にお願いしても子供は出来ないということが分かりました。
だって神様がもしいるのなら、こんな親の元に子供を授けないでしょ?
男性不妊の気持ちが分かる
女性で不妊治療の体験談を話すタレントは沢山いますよね?
でも男性側の妊活体験を話している人は少ないと思います。
この本は、
女芸人の森三中・大島さんが
『突然の妊活休業宣言』
の前から書かれている、
男性目線の妊活奮闘記です。
放送作家の鈴木おさむさんらしく、
面白く、読みやすい文章で、
男の不妊治療の心境が忠実に書かれています!
内容は明るく書かれているので、
妊活で落ち込んでいる人や、
男性側の不妊の気持ちを知りたい人は、
読んでみて下さい♪
まとめ
すみません。
とんでもなくグチ記事になっちゃいました。
ただ、ここに書かれている言葉って、
実は僕らのことを思って言ってくれてる言葉が多くて、
傷つけようとして発した言葉じゃないのは重々分かってるんです。
だから、最初にも書いた通り、
そんな言葉ですらネガティブに受け取ってしまう自分が嫌いになるんです。
鬱の人が「頑張って」
という励ましの言葉すら嫌いになってしまうように、
不妊治療中の人にとって、
ほんの些細な言葉に敏感に反応してしまうんです。
すみません…
もうこれを見ると、
「じゃー何も話しかけれねーじゃん!!」
って思っちゃいますよね(;^_^A
めんどくせーっすよね。
自分でもそう思います。
だから、一日でも早く
こんなめんどくさい人間から卒業できるように、
日々、頑張っていこうと思いまーす!