ハイどーーもーー!ファブリーズに全幅の信頼をおいているもんじです♪
お笑い芸人の事務所の選びシリーズ
第3弾
前回の「ワタナベエンターテイインメント」編↓↓↓
今回は「サンミュージック」編
です。
「本当に面白ければ事務所がどこであろうと売れる!」
という考え方もあります。
確かに僕もそう思います。
ただ、事務所によっての特色や相性みたいなものがあることも事実です。
現に、ロッチやバイキングは事務所を変えて売れたコンビです。
そして今回紹介するサンミュージックでもカンニング竹山とスギちゃんみたいに、事務所を変えたことで売れだしたという芸人は沢山います!
芸人として売れる!
ということ自体が数百万分の1のギャンブルみたいなものなんだから、その確率が1%でも上がるのであれば、事務所選びも無駄な行為ではないと僕は思います。
事務所名
サンミュージック企画
親会社は
サンミュージックで、
その子会社で
サンミュージック”プロダクション”は主にタレントやアイドルが多く在籍している部門
そして、サンミュージック”企画”が
芸人に特化した事務所です。
設立
※期間が長いほうがテレビ業界に太いパイプを持っているから”事務所力は高い”とされている。
サンミュージックの設立
1971年~現在
約50年
※2021年現在
サンミュージック企画としては
1997年~現在
24年
事務所の場所
四谷
(東京都新宿区左門町4番地
四谷アネックスビル)
2009年8月に現在の位置に移動。
新宿区という、東京の真ん中に位置するためアクセスは良好。
四谷三丁目駅から徒歩2分 という立地も◎
所属芸人の数
72人
※公式HP記載の芸人数
そのうちピン芸人
29人
多っΣ(゚Д゚)
代表芸人
【頂点】
ダンディ坂野
カンニング竹山
【中堅】
小島よしお 髭男爵
鳥居みゆき かもめんたる
メイプル超合金 ゴー☆ジャス
【若手】
ぺこぱ
所属芸人の特徴
一発屋の代表格といつも名前が挙がるため、ダンディ坂野の評価が低く見られがちだけど、
事務所内での芸歴は竹山よりも上で、サンミュージック企画の設立歴を見てもらえば分かる通り、
ダンディが所属してからお笑い部門が出来ている。
ようするに、お笑い部門が出来たのはダンディの全盛期時代の活躍によるもので、
同事務所芸人からも「ダンディさんがいなかったら今の僕たちはいない」と言われるほど一目を置かれている。
やはり全体的に
ピン芸人・キャラ芸人が多いのが特徴。
そんな中、キングオブコント優勝者のかもめんたるや三拍子、M-1ファイナリストのぺこぱなどのネタで頑張っている芸人もちゃんといる。
がしかし、そこまでドカーンといっていないのを見ると、やっぱり『サンミュージックはキャラ重視』だと思われても仕方ない笑
それを象徴しているのがメイプル超合金とぺこぱでしょう。
彼らは『ネタ』と『キャラ』の両方を兼ねそろえた、サンミュージックの理想形を具現化したようなコンビなんじゃないかと思う。
ギャラ
ギャラを書くのは難しいです。
なぜなら、その芸人の事務所貢献度によって配分は変わってくるからです。
野球選手の年俸と同じで、その人がこの会社にどれだけお金を生んでくれるかや、この人がいなくなったらこの会社がどれだけ損失をくらうかによって変わってくるので。
それを理解してもらったうえで、TVで竹山が言っていたのは
事務所4:6芸人
これは竹山クラスでの話だと思うけど、それでもかなり高い事務所だということは分かりますね。
事務所の社風
松田聖子や早見優などのスーパーアイドルを輩出しているから、もともとはアイドルといえばサンミュージックと言われていた。
そのため、お笑い部門に関してはあまりノウハウがない。
逆にいうと、決まりごとがないからノビノビ自分のやりたい笑いができる事務所の雰囲気はある。
その証拠に、そんな環境だからこそカズレーザーのような”お笑いゆとりモンスター”が生まれたんだと思う(笑)
でも、ちゃんと戦略的に芸人を売り出しているらしく、プレゼンのし方がうまいという。
『ダンディがダメなら小島はどうですか?』と、スケジュールが合わなかったときでも他の芸人をちゃんと売り出すらしいので、ダンディのように息が長い芸人、落ちぶれたら落ちぶれたなりの売り方をしてくれる。
特徴
『一発屋製造工場』
と呼ばれているほど、一発屋が多い。
というのも、サンミュージックは地方営業に力を入れているから、
『一目で分かる面白さ』が求められる!
だから、小島よしおや髭男爵のように
「そんなの関係ねー」
とか
「〇〇か~い!」
みたいな、耳に残るフレーズと見た目のキャラがある芸人のほうが、こと”営業”に関してはもてはやされる。
あと、他の事務所でダメだった芸人が移籍してくる、”駆け込み寺”的な存在みたいなのもこの事務所の特徴で、
だから『最後の悪あがき』みたいな感じで、キャラやフレーズに走ってしまうから、
おのずと一発屋が生まれやすいのかもしれないw
小島よしおいわく、
サンミュージックの楽屋は”欽ちゃんの仮装大賞”の控え室みたいらしいです(笑)
お笑い芸人になる方法
お笑い芸人という仕事を、
『お花屋さん』とか、
『自動車整備士』、
みたいに、
一つの職業として丁寧にまじめに書いている本です。
”仕事”という概念がまだ乏しい中学生とか高校生にはスゴく具体的なビジョンが見えてくると思います!!
どんな人が向いているか
さっきも言った通り『営業』が多い事務所で、そしてギャラもいいので
TVにあまり出なくていいから
”本当に人前に出てみんなを笑顔にしたい”
という想いで芸人を目指している方にはもってこいの事務所だと思う。
だから
ピン芸人、モノマネ、歌ネタとかイロモノが多いのはそのため。
とにかく明るい人くて”ネアカ”(↔根暗の対義語)の人が向いていて
幼稚園の営業とかで子供でも笑えるような分かりやすさ・キャッチーさを売りにしたネタ作りをすればこの事務所にビタっとはまるんじゃないかと思います!
見てのとおりTVで冠番組をもっている芸人はいないので、先輩に引っ張り上げてもらうことは難しい。
だからテレビ以外でのお笑いで場数を踏みつつ、メイプルのように賞レースなどのチャンスでドーーンと突き抜けていくような売れ方を目指す感じでしょう。
まー、この世界ダウンタウンのようなTVで人を笑わせるだけが正解じゃないので、
同事務所のゴー☆ジャスみたいに『ゲーム実況動画を専門としたチャンネル』を開設して、そっち関連の地位を確立するという形もあるということをお伝えして、
今日はこれで終わります。
それではまた次回♪