ハイどーーもーー!電車に乗る時はサンチンの構えでおなじみもんじです♪
「漫才が面白くなりたい!」
漫才師にとってこれは永遠のテーマです。
僕は芸人時代に沢山の芸人を見て、
面白くなる芸人と面白くならない芸人の違いを発見しました!
その違いとは…
ネタを第三者に見せている
ということ。
これは僕が実際に目の当たりにした事実なので裏は取れています。
同期なのにしばらく見ないうちにメキメキ面白くなっていっているコンビは、公園で声をかけたり、フリーでライブを開催したり、同期や友達にネタを見せまくったりと、とにかく第三者にネタを見せまくっていました!
そこで今回は、
なぜ第三者にネタを見せると面白くなるのか?
その理由と共にネタを誰かに見てもらうことの大切さをだしおしみなく解説していきたいとおもいます。
ネタを見てもらう4つのメリット
ネタを人に見てもらうことで得られるメリットが4つあります。
それが、
①場数を踏む事で経験値が増えて本番で堂々と振る舞える
②本人だけでは気付かないことに気付ける
③ウケるところウケないところの答え合わせが出来る
④モチベーションがあがる
この4つです。
どういうことか一つづつ解説していきます。
①場数を踏む事で経験値が増えて本番で堂々と振る舞える
素人とプロで大きな違いの一つと言えば
場数です!←これ超重要
いくら公園でネタの練習をしても
目の前にあるのは、木とセミと象さん滑り台くらいです
そんな場所で何100回練習したとしても
1回の客前でのネタ見は緊張感が全然違います!
緊張するとセリフが早くなったり顔が引きつったり、セリフを追うことに必死になってしまいます。
つまり
余裕がなくなるのです!!
そして、その緊張はお客さんに伝わります!
(ハイスクール漫才がそのいい例です)
逆にプロの芸人のネタはなぜ落ち着いて見ていられるかというと
本人たちが落ち着いているからです。←重要
人に見られている状況に慣れて、その状況が特別じゃなくいつも通りに振る舞えるようになるんです。
だから、お客さんに落ち着いてネタを見てもらうには
(内心はどうあれ)リラックスした状態で
「全然緊張してないでっせー」
「こんなもん慣れっこでっせー」
という顔で堂々と振る舞う。
(自分が思う何倍も!大袈裟なくらいに!)
そのためには、何度も何度も人に見せて、
人前でネタをすることに慣れること!!
ぶっちゃけ恥ずかしいかもしれないけど同期でも友達でも、なんやったら通りすがりの人でもいいから
「ちょっとネタ見てもらってもいいですか?」
っつって
人の前でネタを見せる経験をとにかく増やして行こう!
そうすることで人前でネタをする免疫ができて、いざ本番の客前でネタをしてもリラックスした状態でネタができます!
②本人だけでは気付かないことに気付ける
コンビだけでネタをやっていると、
自分たちのお笑いがわからなくなる時があります。
「俺ってどうやって今まで人を笑わせてたっけ?」
「だいたい、俺の面白いトコってどこだ?」
「そもそも俺は面白いのか?」
もうここまで来たらお笑い迷子です。
そんな時こそ誰かにネタを見てもらいましょう。
第三者から客観的に自分たちの面白いところ・ダメなところを言ってもらうんです!
そうすることで自分たちでは気づかなかった部分を指摘してもらえて、そこを修正して作り直せる!
そうやって、もし100人にネタを見てもらい、一個づつアドバイスをもらえば100個のアドバイスがもらえるんですよ?
それを一つづつ参考にしていけばメチャクチャ成長できると思いません?
実際に
髭男爵が昔、普通の漫才スタイルで伸び悩んでいた時に、くりぃむしちゅーの上田さんにネタを見てもらって
「お前ら髭でも男爵でもないじゃん」
というダメ出しをヒントに、あの衣装と髭を生やして大ブレイクとなったらしいからね。
やっぱり第三者の客観視した意見は大切だね。
③ウケるところウケないところの答え合わせが出来る
これは②に似てるけど、
ずっと二人だけでネタ練習してると
自分たちで面白いと思ってる所とお客さんから笑いが起こる所のギャップがある時があります!
実際ネタを披露したときに
「あれ?ここ大爆笑のはずなのに…?」
「え?ここで、皆んなウケるんだ!!」
と、想像と違うお客さんとの反応のときがあります(;^ω^)
だから実際お客さんに見せてみて、うけるところは残して、すべったところを作り直す!という作業を繰り返せばスベる部分ゼロの100%うけるネタのでっき上がり~
…っとまー、そんな簡単じゃないけど、
お客さんの反応をみての取捨択一はできます!
ちょっと話し違うかもしれんけど
昔、オードリーの下積み時代
ボケとツッコミを変えてみたり、春日をビジュアル系のメイクをさせてみたりw
本当に試行錯誤して、それでもダメで、若林はもう芸人辞めようかなーと…
んで最後の最後で、渡辺正行さんが主催する『ラ・ママ』っていう若手のネタを見せるライブで今の漫才スタイルをダメもとで見せたところ
渡辺さんに「これはM-1の決勝に行ける漫才だよ、だから真剣にやりな」って
言葉をいただいて、その言葉を信じてこのスタイルを何度も作り直し取捨択一して
本当にM-1の決勝に行って大活躍しましたもんね!!
(ちなみに、その年に偶然M-1の審査員に渡辺さんがいて、最後の名前を挙げるときに”NON STYLE”の名前を挙げていたらしい 爆笑)
だから第三者からいただいた意見ってのはとても大事ってこと!
④モチベーションがあがる
芸人にとってモチベーションを保つことはメチャクチャ大事なことです!
売れない時代が長く続いていくと芸人を始めた頃にあった、あのがむしゃらでワクワクしてたヤル気がどんどん落ちていきます。
本人は落ちてないように思っていても実は熱が冷めていってます。
恋愛と一緒ですね。
そんな時、芸人にとってモチベーションを取り戻す1番の方法が
笑い声を聞くです!
綺麗ごと抜きに芸人にとっての一番のご褒美は笑い声です(そうじゃなければ芸人向いてないっす)
自分達で作ったネタで、目の前のお客さんを笑わせた時のあの笑い声ったら本当に快感です(;´Д`)ハァハァ
それを聞くたびに、
「これこれっ!これを聞くために頑張って来たんだっっ♪」
って毎回思うよね!
だから、もっと大きな笑い声を
もっともっとたくさんの笑い声を聞きたい!
と笑い声を定期的に摂取することでモチベーション復活させるんです。
板尾創路さんの名言で、僕が大好きな言葉があって
『一億円貰うより一億人笑わす一言のほうが欲しいわ、マジで。』
という言葉があります。かっこよすぎ!!
芸人にとってお金よりも何よりも笑い声が1番なんです!
この感覚になってしまえば、気狂いになってネタを書けるようになれます。
だからどんどん人前でネタをやって、笑い声をたくさん聞けるようなネタをいっぱい作って、モチベーションを保ちましょう!
モチベーションを保つ方法の記事
↓↓↓
まとめ
人前でネタ見せして得られるメリット
①場数を踏む事で経験値が増えて本番で堂々と振る舞える
②本人だけでは気付かないことに気付ける
③ウケるところウケないところの答え合わせが出来る
④モチベーションがあがる
島田紳助の伝説の特別授業DVD
あの松本人志が目標としてた芸人
『島田紳助』が
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を特別に語った伝説の授業のDVD化!!
タイトルの通り、
紳助が若手時代に
「どうやったら売れるか」
を研究に研究を重ね編み出した
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実際にそれで売れてるから正解だったってことですからね。
●ネタの作り方から、
●トークのテクニック
●芸人としての在り方
など、
この人にしか言えない言葉の数々。
例えば、
お笑いの練習方法を野球に例えて
「意味なく500回素振りしてたら腕太くなるだけや。練習にならん。500回の中で一回一回イメージして意識して振る」
のようなグッとくるような話を
二枚組でたっぷり収録してます!
いまだに僕はたまに見返します。
そのくらい人生においても使える考え方です。
本読み放題の時代突入!!
Amazonの本が”読み放題”
に・・・
なったら最高だと思いませんか?
ナントAmazon Kindle
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電子辞書という裏技を使えば
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夢の読み放題が実現しやす!!
僕はこのAmazon Kindleを知った3秒で入会しましたw
『月に一冊は本を買う』
という本好きの人は、
これに入らない理由があったらメールください。
※もちろん上記の本も読めます!
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