宮崎市は太田にある、
高級・隠れ古民家
尾崎牛もつ鍋店
の
『燈(ひ)みやび』
に
ディナーで行ってきました~!
いい年こいた男が食べ物ブログなんて…
と、思ったけど、
書かずにはいられんほど衝撃の連続だったので、
書いちゃいますw
宮崎に住んでいながら尾崎牛も食べたことないなんて、
ハワイに住んでて引きこもり…
と同じくらいもったいないことだと思うので、
実際に行って存分に堪能した時の感想を大量の写真と共に一部始終シェアしたいと思います!
行こうと思ったキッカケ
そもそもこのお店に行こうと思ったキッカケが、
『渡部の歩き方』
という番組で、
アンジャッシュ渡部が手放しで絶賛しまくってました!
この店のオーナーはニューヨークで何十年もミシュランを取ってるお店を出してるらしく、その姉妹店がこのお店らしいΣ(゚Д゚)
つまり、
ニューヨークの二号店が宮崎なんですよw
ちなみにそのニューヨーク店は今でもやってて、
撮影当時で13年目だって。凄っ
玄関すぐの通路右手にはミシュランの証明書(?)が飾ってました。
またそのオーナのヒミ*オカジマさんがとんでもねー人で、
なぜ、宮崎にお店を出そうと思ったのか聞くと
「ニューヨークで繁盛し過ぎて、もう面白みがなくなった」
とのことです。(凄いことをサラッと言ってますが)
それで日本で一番真逆のことをやってみたい、
要は一番難しいところに店を出そうと、
日本で一番不景気ところを探すために、
ネットで『日本 不景気 年収』
と検索したら
めでたく宮崎が出て来たらしいw
不名誉だが間違いではない笑
まー、おかげでこんなに素晴らしい店が出来てくれたので良しとしましょう。
最後に渡部が
「東京には出さないんですか?」
って聞くと
『東京では弱いものいじめになっちゃうからつまらない』
と言ってました~w
やっぱりとんでもねぇ方です。
店の雰囲気
前置きが長くなりましたが
お店の紹介を!
渡部が言うには、
店の雰囲気はモダンでゴージャス。そして店内はラグジュアリー
らしい。
僕は、それを聞いてたので
高級感ありすぎて、
入りづらく落ち着かないのかな〜と思ってたけど、
意外とそんなことはなく、
小綺麗な居酒屋って感じでむしろどこか落ち着く雰囲気でした。
全ての席を見たわけじゃないけど、
僕が座った席は、掘りごたつのお部屋。(渡部と同じ部屋w)
2組入れる部屋でテーブルの間には簡単な柵が置いてあるだけ。
なので隣の声はダダ漏れですw
ただ、本当は4つテーブル置けるくらいあるところに2席なので、
広々とした贅沢な空間でしたよ。
でも、
声はダダ漏れwww
この開放感を良しとするか、悪しとするかはあなた次第です。
固っ苦しくなくワイワイ楽しみたい人には〇
バレるとマズい相手との密会に使うなら✖
ちなみに、
店内のBGMはノラジョーンズがヘビロテで流れていました。
そして、禁煙です。
~至福~尾崎牛コース
今回、僕が頼んだのは
~至福~尾崎牛コース ¥5800
もつ鍋コースと迷ったけど、
今回の目的は『尾崎牛』をたらふく食べたいだったので、
肉が楽しめそうなコチラを選びました。
~至高~は高すぎた…w
なので、出てきた順番に紹介していきまーす
1品目:肴 Ate
左から
●尾崎牛のレバー
●鯖サンドイッチ
●カプレーゼ
●アボカドと柿のやつ
ぶっちゃけどんなシャレッシャレで、高級料理が出てくるのかと構えていたけど、
一品目でやられましたね。
美味しさだけじゃなく、
ワクワク感を重視した感じがして、
一品目でお客さんの心を”つかむ”の上手いな~と思いました。
『これから楽しいことが起こる』
予感がビンビンしました!
味はというと、
尾崎牛のレバー…臭みがなく爽やかな味。なのに後味は濃厚。レバーで爽やかって思うなんてベロがビックリしてました。
鯖サンド…遊び心と計算されたパンと鯖の相性の良さ。手づかみで食べれるサンドイッチでピクニック気分になる。
カプレーゼ…知ってる味。
アボカドと柿のやつ…柿とアボカドなんて合うんかいな?と思ったけど、合うんですね。初めての出会い。
2品目:刺身 尾崎牛「炙」
出てきた瞬間ビックリして声が出ましたw
こんな生々しい牛肉の刺身なんて見たことなかったから、
「これ、ライオンにあげるやつやん!」
って、不安になりました。※写真中央
当然、鮮度が高いからできる代物で、新鮮である何よりの証明です!!
モチロン味もてげうめ~です。
人間の中にある動物の部分が目覚める味w
それを高級料理でお馴染みのバルサミコ酢で生肉の味をさらに引き立ててます。
あとは上の小鉢は生センマイ。
下のは尾崎牛のレバ刺しです。
是非、あなたが今まで食べたレバ刺しを想像しながら口にほりこんでみて下さい。
コレ同じ食べ物か?
って疑いたくなるくらい何の雑味もない澄んだレバー!
じゃーあえて、口の中で”雑味”を探し出してみて下さい。
…残念ながら見つけきらずに終わると思います。
3品目:菜 尾崎牛salad
「次はサラダか…」
と、胃袋が油断していたところに、
↑これがやってきましたw
これが燈みやびのサラダらしいっす!
あま~いメロンにまたしても尾崎牛が生ハム感覚で乗っけられてて、
上から塩とオリーブオイルが垂らされてやがります。
「これのどこがサラダじゃい!」
という怒りは一口で収まるくらいウマい♡
なによりもびっくりしたのが、
メロンがウマいwww
天下の尾崎牛の影が薄まるくらい、
メロンがウマい!!
もうこれメロン専門店を二号店で出しても流行るんじゃねーかってくらい、激うまメロンでした。
(それと同時に引き立て役にもなれる尾崎牛の守備範囲の広さに感服)
4品目:逸品
#いくらが乗ってる茶碗蒸し
#メロンと同時に出てくる
#茶碗蒸しといくらがこんなに合うなんて
#茶碗蒸しですらちょっと個性出してくるエンターテインメント店
#あと、スシローのいくらに慣れている僕でもハッキリわかるくらい
#本物のいくらでした
#突然のインスタ風
5品目:尾崎牛
ローストビーフ風の尾崎牛です。
なんかこいつが一番まともに見えるくらい、
今までのメニューがサプライズだったので、
単純に尾崎牛を楽しめました。(やっと)
ただ、
周りはほんのり焼き目付けてるけど、
99.8%は生肉でしたw
でもその0.2%の焼き目がスモーキーで最高に美味い!
それを左上のソースに付けて食べると絶品!!
たま~に備え付けの塩だけで食べると甘みが増して最高!!!
もう飲み込むのがもったいないくらいウマい。
リスみたいにほっぺに溜めて一冬越えたろかなと思いました。
6品目:牛大トロ一本炙り寿司
目の前で店員さんがバーナーで炙ってくれるという、
ショータイムがあります。(こういうともエンタテインメント)
その時に「焼き加減はどうしますか?」
と聞かれます。
ここで一つアドバイスが…
これまでずっと、生肉に近いものを食べ続けているので、
口の中で生肉渋滞が発生しております。
なので、
「よく焼き(ウェルダン)」
にしてもらうことをお勧めします。
僕は「あの…おまかせで…」とシャイボーイが出ちゃったので、
ホント表面が変色するくらいしか炙ってもらえずほとんどまたしても生肉寿司でした。(写真は焼いた後ですよ)
今まで食べたのと代わり映えしなかった。
ま~それが好きならいいけど、
僕は一個くらいは焼いたバージョンが食べたかったなー
って、食べた後に後悔したので。
結局うめかったけどね。
7品目:肉寿司
左から
●あかふく※
●センマイ
●ハツ
●レバー
●肉といくら
(説明されるけど後半聞き取れずw合ってないかも)
『あかふく※』なんて、最初から聞きなれない部位が出てきたけど、
調べてみました。
燈みやびは尾崎牛を一頭買いしているしているので、
市場には出回らない貴重な部位までもがついてくるそう。
その中のひとつがこの「赤福」と呼ばれる部位で、
牛の肺らしいです。
どれも味付きの一口サイズで、
正直もう満腹状態だったけどパクパクいけました。
おそらく尾崎牛だからこそだと思う。
というのも、
トータルして、脂が重くない!
”良いお肉は脂が甘い”とかよく聞くけど、
甘いというよりもサッパリしてて
『爽やか』という言葉が一番しっくりくる。
なので最後までムカムカせずに食べれて、
『満腹』というよりも、
『満足』で満たされていました。
ラスト:食後の誘惑
なんともなまめかしいネーミングですが、
要はデザートですw
この日は誕生日だったので、
嫁が予約の時にそれを伝えててくれたらしく、
誕生日バージョンでした♪
抹茶のかき氷に、あんこが添えられてて、
その後ろで控えめにしてるのが梨です。
誕生日じゃなくても内容は一緒でした。
どのメニューにも言えるんですが、
行った時期が10月だったので、梨とか柿とか季節のものが使われていました。
おそらく行く時期によっては内容も変わってくると思う。
総評
感想を一言で言うとすれば、
『楽しかった♪』
です。
味が美味しいのはもちろんですが、
料理の一つ一つに、
お客さんを楽しませようという『遊び心』が込められている気がして、
そのエンターテイメント性が一番印象的でした。
ずっとワクワク♪しながら、声を出して食べてましたもんね。
さすが、ニューヨークの第一線で成功した方のお店だなって感じ。
『ただ美味しいだけ』
ってのに飽きた口の肥えた人にこそ行って欲しいです。
そして、いい意味で裏切られたお店の雰囲気ですが、
静かな料亭というよりも、
高級居酒屋って感じです。
築120年の古民家ならではの温かみを感じながらいつの間にかリラックスして食事を楽しんでいました。
ただ、
しいて一つだけ悪口言ってみ見ろ~と言われたなら・・・
二階がバスケの試合でもしてるんじゃねーかってくらいうるさかったですw
おそらく子供が走り回ってたんでしょうけど、
古い家なので、音がダイレクトに聞こえてきました。
ま~、だからこそ固苦しくなくリラックスして食事出来ましたけどね。
最後に…
宮崎の人って、
「宮崎は何もない~」とか「都会はおいしいものがあっていいよね~」とか「いいお店出来ないかな~」って、言うくせに、
いざ出来たら行かないですよねw
ラッシュやロクシタンやいきなりステーキが宮崎に無いときにはあんなにトキメイてたのに…
出来たら文句ばっかww今ではスカスカ
僕は、
宮崎にこういう『ちゃんと美味しい』お店がちゃんと儲かって、
そんなお店が『宮崎って実は儲かるらしいよ』という噂が広り、
いいお店が沢山増えることを切に願います!
なので、皆さんも食べ放題みたいな”安さ”だけでお店を選ばずに、
いいお店に行きましょーね♪
お店情報
住所:宮崎市太田3-5-23
電話:0985-89-2664
営業時間
ランチ(水・木)11:30~14:00
ディナー 18:00~22:30
定休日:不定休
※完全予約制
↓↓↓メニュー画像↓↓↓
【単品】
【ドリンク】
宮崎の焼酎を楽しみたいなら↓↓↓
【追記】
別の日に『尾崎牛のタンしゃぶコース』にも行ってきたのでそちらも載せときます。
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