ハイどーーもーー!土下座の最中にブラジルの事を考えるもんじです♪
最近のお笑い界は、
空前絶後のピン芸人時代です!
今どのバラエティ現場にも、
ピン芸人が必ず一人は活躍しています。
2017年の
【上半期ブレイク芸人ランキング】
は、ナント
1位から5位まで見事に全てピン芸人です(笑)
https://www.oricon.co.jp/special/50099/
そんなピン芸人の魅力とは何なのか?
そして、
ピン芸人で売れるためには何が必要なのかを、考えていこうと思います。
ピン芸人に必要な4つの能力とは
今テレビに出ているピン芸人はなぜ売れたのか?
コンビ芸人とは違う、
ピン芸人ならではの必要な能力を考察してみようと思います。
①素人より玄人に認められる
ピン芸人の売れ方って、
素人ウケよりも、同じ芸人やスタッフなどのお笑い業界の方から、
認められて売れる人が多いです。
同業の芸人仲間から人間的にも好かれていて、
ジワジワと身内から押し上げられて出てくるような売れ方です。
だからもともとコンビで、解散してからピンになった人が多いのは
コンビの時もある程度、芸人同士のつながりもあって、その人自体に才能があって、その才能を芸人仲間が広める、草の根運動的な広まり方をするからだと思います。
なので、ピン芸人で売れるためには周りから押し上げてくれる人間にならないといけない。
よく、ピン芸人は独り孤高の一匹狼だと言われていますが、
僕は違うと思います。
むしろ、周りの芸人さんやスタッフの大勢から認められ、愛されているマスコット的な人だと思います。
なので、ピン芸人で売れるためには
お客さんを笑わせるんじゃなく、芸人仲間を笑わせることを目指したほうがいいです。
素人って、結局なにが面白いかなんてわかってなくて、
あの芸人が笑っているから面白んだ!
って笑っている人が大勢いますから。
②キッカケはやっぱり『ネタ』
いくら芸人仲間に認められようとも、
人間的に面白くても、
まずは世の中に分かりやすく発信できるものが無いと伝わりません。
というか、TVで売り出せません。
そこで必要なのが、結局
『ネタ』です。
狩野英孝やピコ太郎のように
面白い面白くないは関係なく、
あくまでもキッカケでいいので、
とにかくインパクトのある強烈な印象を付けられるネタを考えましょう!
まだ誰も手を付けていない手法で、
自分が面白いと思ったことを突き抜けてやってみるんです。
ピン芸人のネタは、
〇ピンでやるから面白い!
〇コンビでやったらつまらなくなる
事を目指しましょう。
1人孤独にやっているから馬鹿馬鹿しくなって笑える、
みたいなことってあるじゃないですか?
これツッコミを入れると面白くなくなるみたいな…
ピン芸のツッコミは『お客さん』です。
要は、お客さんにツッコませればいいんですから。
③決してブレない”不動心”
ピン芸人に集団行動は必要ないと思っています。
むしろ、それが出来ないほうがいい!
みんなが右を向いているときに、左を向けるような
周りに流されないブレない心が大事です。
嫌われる事なんて恐れちゃダメです。
集団行動はコンビ芸人が空気を読んでやってくれます。
ピン芸人は、空気を読まず自分が面白いと思ったことを貫き通してください!
万人ウケなんて必要ないです。
ネタも椿鬼奴やハリウッドザコシショウのような、
エッジの利いた独創的な感性をブレずにやり続けることが大事です。
ピン芸人は『媚びない笑い』を目指しましょう。
④変な人間じゃないといけない
ピン芸人は相方がいないので、
掛け合いで笑わせたり、
お約束みたいなコンビネーションで笑わせたりすることがあまりできません。
だから、ボケ続けなければいけない。
なにも面白い事を言い続けろって意味じゃなくて、
人間的にボケ
というか、
存在自体がボケの変な人間じゃないといけないです。
相方がいない分、
周りの芸人がツッコミですから、
自分の変な部分をドンドン発信して、
温泉のように常に湧き出るような面白さが必要です。
存在的にユーチューバーに近いところがあって、
とにかく次から次に話題を作り出し、発信する。
SNSで動画を投稿したり、
世界一の山に登ったり、
全米ツアーをしてみたり、
家がクソ貧乏だったり、
自分の趣味を超極めたり、
歌を作ってみたり
そうやって
自分の引き出しを沢山持って、切り売りするような
沢山アウトプットできる人がピン芸人で成功する人だと思います。
歴代王者のネタが見れる!
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R-1ぐらんぷりの
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王者のネタだけあって、
今見てもメチャクチャおもしろい!
まとめ
①素人より玄人に認められる
②キッカケはやっぱり『ネタ』
③決してブレない”不動心”
④変な人間じゃないといけない
こうしてみると、やはりピン芸人って難しいですね~。
最近増えてきたとはいえ、まだまだ一流のピン芸人になるためにはハードルが高そうです。
上の4つが備わらないうちに、
ラッキーパンチでネタが流行ってすぐに売れてしまって、
お客さんに媚びたネタで、キャラがブレブレのまま売れてしまうピン芸人さんが多いですが。
あまり長続きしない”一発屋”が多いのはそのせいだと思います。