「どこよりも分かりやすい!」お笑い芸人に関する専門用語集【随時追加】

お笑い 専門用語

テレビを見てると芸人さんが使ってて分からない専門用語って出てきたりしますよね?
このブログでもその用語は多々出てくるかと思います。

ということで、これから芸人を目指す方やこのブログを読んでいただいている方に向けて
専門用語の説明を載せたページを作りました。

ここに記載している用語は随時追加していきますので、ブックマークするかお気に入りにいれておいていただくと便利ですよ♪

これから芸人を目指そうという方は、このページだけを読んでも専門用語の勉強になるかと思います。

 

お笑いに関する専門用語

TVで芸人のトークでもちょくちょく出てくるのでその中でも特に覚えておきたいものを紹介したいと思います。

 

いきる

調子に乗る・カッコつけるという意味。

使い方として、本当にカッコイイ俳優さんに使うというよりは、
カッコよくない奴がナルシストになって鼻に付くときに言う悪口です。
「あいつメッチャいきってんな~」や「お前そんないきんなや!」
のように使います。

よく言われている代表的な芸人にNON STYLEの井上さんがいます。

 

とちる

基本的にはミスをしたという意味ですが、
芸人がよく話すときの9割が遅刻した場合に使います。

時間に厳しい世界なので、とちりは芸人にとって大罪です。

それが原因で仕事がなくなる人もいます。

例文「昔、ルミネの時間にとちって先輩に怒られた」

 

いちびってる

調子にのるという意味で「いきってる」に少し似てますが、

こっちはどちらかというと天狗になってるやつによく使います。

中学校では地味な奴だったくせに高校デビューしたやつとか、
売れたとたんにサングラスとか付け出すようなやつは

「あいつ最近いちびっとるな~」てなかんじでつかいます。

 

ちょける

おふざけしてる状態。ひょうきんものへのディス。

芸人が言う場合は馬鹿にしているときにつかいます。

例えば、居酒屋でクソつまらん大学生が「くるぅ~」byザキヤマ
と芸人のマネをしてケタケタ笑い合っている状態です。
基本的にスベってる方です。

分かりやすく典型的にちょけている画像を載せておきます↓
ちょける 芸人

 

たれをかく

タレ→女 かく→セックスする

という超下品な言葉。

類語として「カキタレ」という言葉がありますが、
これはすぐにヤラしてくれる女のことで
今でいうセフレみたいなもんです。

 

顔ががわれる

芸能人が一般人に気付かれること。バレるの意。

同じような言葉で「顔をさす」という言葉もありますが、
これは街中で素人から
「あ、○○だ!」と指をさされるときに使います。

 

いってこい

同等のものが手元から離れて、また戻ってくること。おあいこ、お互い様の意。

例:「ご祝儀を10万包んで、その二次会で賞金10万もらった」←10万円がいってこいしただけやん

または、遠くに移動してまた元の場所に戻ってきたとき。
例:「東京から10時に北海道で営業やって、終わったらすぐに東京で学園祭の営業やった」←北海道からすぐにいってこい

 

てれこ

入れ替える。アベコベになっている状態。

例:「君たちボケとツッコミてれこにしたほうがいいんじゃない?」

「歯磨きしてニンニク食べるなんて、順番テレコやで」

 

ニコイチ

二つ揃っていないと意味をなさないもの。

箸とか靴とか。最近は相性がいいモノにも使うようになった。

例えば、カレーとご飯はニコイチやろ!とか
私たち相性ぴったりだからニコイチだね♪みたいなかんじ。

 

出囃子(でばやし)

芸人が舞台に上がるときに流れる音楽。

一番有名な出囃子はM-1グランプリの「グジュ ガンガンガンガンガンガンガン!オオー!オオー!」のやつ。
(Fatboy Slim「Because We Can」)

吉本の劇場ルミネtheよしもとに出てくる芸人には全員出囃子が決まってて、
出囃子を聞くだけで女性ファンはキャーっていう。

 

お後がよろしいようで

落語家みたいにうまい事を言ってオチが付いたときに使う。

しかし、本当の使い方は少し違います。

落語家がネタが終わりそうな時に次の出番(ソデ)をちらりと見て

「おっと、おあと(あとの出番の人)がよろしいようで…(準備ができたみたいなので)」

という使い方が正解!

 

上手下手(しもて・かみて)

舞台を客席から見てが→下手でが→上手。

ダウンタウンでいうと松本さんが下手で浜田さんが上手ですね。

これは、舞台に立つようになると当たり前のように使うので必須の知識

なんでこんなややこしい言い方をするのかというと

例えば「舞台の左に立って!」と言われた場合(…俺から見て左か?その人から見て左か?)と分からないから絶対覚えときたい。

 

はける

その場からいなくなること。

舞台の上からお客さんの見えないところに移動すること。

「舞台からソデにはけて」とか、「ネタが終わったら上手にはけてね」と言われる。

基本的にスピーディーな移動の時に言われるので、

ゆっくり移動してると「さっさとはけろっ!!!」とバチモコにキレられる。

 

明転飛び出し⇔暗転板付

舞台での登場の仕方。

『明転飛び出し』は暗い状態から→ステージが明るくなったタイミングで芸人が「どーもー!」と出てくる登場の仕方。基本的に漫才。

逆に『暗転板付き』は暗い状態から→ステージが明るくなったらもうステージにいる(板付いてる)状態の登場パターン。こっちはコントでしか使われない。

漫才なのに暗転板付きとか言ったら恥をかく。

NSC生はネタ見せの前に

「○○(コンビ名)です。コント2分。暗転板付きでお願いします」

と言ってネタを始めないといけない。

 

きっかけ

タイミング・合図の意。

主に自分以外の人に指示をするときに使う。

例えば舞台の音声さんに「この音楽きっかけで僕が踊りだすんで~…」とか、

「僕が指をならしたキッカケで出てきて」と指示をする。

あと若手のライブは

「どうもありがとうございましたキッカケ」

といって全員どうもありがとうございましたと言うと、

それキッカケで音楽がながれて舞台からハケなければいけない。

 

食い気味

まだ人が喋っている途中で割り込んで話すこと。

例:A『ねーねー、おっぱい揉ま…』

B『嫌だ!!死ね!!』

A『…そんな食い気味に拒否らなくても』

例文から分かるように、食い気味にツッコむことで通常よりも本気で嫌がっていることが伝わる、ひとつのツッコミテクニック。

でもあまり多用しすぎると予定調和に感じてしまう。

 

ブリッジ

ショートコントとショートコントの間に流れる、または口で言う音楽。

例:「ジャンガジャンガ」byアンガールズ 
「さんぺ~です」by三瓶 
「ど~でもいいですよ」byだいたひかる

よく間違えるのが、「ラッスンゴレライ」や「武勇伝」などはリズム芸で、

音楽の一部なのでちょっとブリッジとは違います。

 

くだり

話しの流れ、又はその一部分。

漫才やコントやトークなどの話しの中からその一部分だけをピックアップすること。

ワンフレーズではなく、ある程度の長さの時に使う。

例:「ねーねーおなじみのくだりやってよ」
「いや、そんな急に無茶ブリされるなんてなんて日だっ!!」

この、『なんて日だ』だけを言うのではなくて、

『いや、そんな急に…』のちょっと前の話の流れから始めるところが「なんて日だのくだり」

 

鉄板

絶対に・間違いない・100%の意。

使い方として”鉄板ネタ”とか、

”このトークは鉄板でウケる”とか。このくだりは学園祭では鉄板とか。

ぐっさんは披露宴で話しをさせたら鉄板。など

 

サンパチマイク

漫才の時によく使われているマイクのこと。

通称「漫才マイク」ともよばれる。

サンパチの由来は「C-38」というマイクの商品名からきている。
サンパチマイク
↑この漫才師のマイクを伸ばす瞬間がカッコよくてよく真似したw

 

緊張と緩和

緊張した状況から緩和(緊張が解ける)したときに人は笑う、という笑いの基本的な理論。

松本人志や千原ジュニアが”毎晩聞いている”という伝説の落語家『桂枝雀』が提唱したお笑い論で、ほとんどの笑いに通じると言われている。

例:結婚式のスピーチでガチガチに緊張したお父さんが、一礼した瞬間

緊張と緩和 お笑いの基本

マイクに頭を「ゴンッ」とぶつける。

このような緊張した状況・人などがミスなど身分にあっていない状況に人は笑うという事。

人志松本のすべらない話などは、この状況での話しが多い。

 

伏線の回収

漫才やコントで前半に出てきたボケ(伏線)が謎のまま進んで行き後半で繋がり(謎が解ける)回収される構成のテクニック。

この言葉が世に広まったのは、2015年のM-1での『スーパーマラドーナ』のネタで

M-1 伏線の回収 スーパーマラドーナ 佐藤 2015

パンクブーブー佐藤が「伏線の回収も素晴らしい」と発言し、ヤフーリアルタイム検索でも視聴者からの反応があった。

その時の漫才でいうと。

例:「そんなことしたら奥歯にウンコついてまうやろ」のツッコミ前半に「そんなんいつ使うねん」と振っといて後半で使う

前半に被ったパンティーをだいぶ後半脱ぐマイム
「まだ被ってたん!?」

ネタの入りで落ち武者の霊を見た話しだと言ってこのネタは始まる、

その後半で、彼女の彼氏が来てパニックになり押入れを開けたら”落ち武者が”「ここもいっぱいでござる」とサラッと出てくる

 

いろもの・いろもん

純粋な漫才やコントとは違う奇抜なネタをする人のこと。

技術よりも型破りさで笑いを獲ろうとするもの。

昔の落語の寄席で、落語以外のマジックや紙切り芸など、シンプルな白黒の漫才に色を付けたネタをしているモノ(者)のことを指していた。

野球でいう変化球みたいな存在。

 

賞レースの中で異彩を放つ芸人に対してよく使われる。

例:M-1にギターを持って出た【テツ&トモ】

THE Wにてポールダンス芸の【牧野ステテコ】

あとM-1に関しては【ジャルジャル】もイロモン

江頭2:50、みやぞん、くっきーのような番組内でいい意味で脱線させてくれる奇想天外なキャラ(手法)で笑いを獲る人たちもイロモン。

 

こすってる

何度も何度も人前で披露している、ということ。

「それ、何回もこすったネタやん」のように使う。

こすり倒したネタ=やりまっくたネタ。

 

何度も繰り返してることに対してあまり褒め言葉ではないが、

何度こすってもウケるネタや話しは鉄板と言われ逆に賛辞を贈られる。

【試す】という意味もあり、すべらない話に出る前に「一度、後輩芸人でこすってきたんで」
のような使い方もする。

 

かかってる・かかる

極度の緊張や、大舞台で気合の入れ過ぎで力んで我を忘れて暴走している状態のこと。

アスリートでいうとこの『フロー状態』のこと。

 

ニュアンス的にハイになっている状態や、今いる場所からトリップする状態のこと。

例文「憧れのダウンタウンを前に目がバッキバキに飛んでかかってるやん」

 

置きに行く

あまり冒険・チャレンジせずに安全パイのボケやトークをすること。

 

芸人にとって大舞台で絶対に滑れない!失敗できない!というときに、爪痕を残そうとエッジの利いたボケをせずに確実にウケるであろう鉄板を持ってきたり、

誰もが無難に”そこそこ面白い”と言われるようなトークをしたときに

「なんか今日、完全に置きに行ってるやん」

と言われたりする。

 

あまり褒め言葉ではなく、

芸人では「チキン野郎」のような意味と同じである。

 

きょうび

いまどき、この時代にの意味。

 

もともとは方言ですが、今では東京の芸人も使っているのをみます。

:「”きょうび”お揃いの衣装着た漫才師なんていないよ!」

みたいに、時代遅れなことに対して多々使われます。

 

 

 

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テレビに関する専門用語

お笑いだけに限らず、テレビ業界全体で使われている言葉を紹介します。
ただし、あまり一般人が多用しすぎるといきって見られるので気を付けて(笑)

 

てっぺん

深夜0時のこと。

例「昨日の収録はザキヤマがいたからテッペン超えたよ~」

 

バラシ

その場で解散すること。

ドラマなどで、出演者もスタッフも全員片付けてバラバラになる感じ。

いったん集まったものがバラバラ(解散)になることなので
「明日の収録バラシになっちゃった」
というのは集まる前に話がなくなっているので使い方は間違い。

例「明日は現地でバラシです」

 

ケツ

今日一日の最後の予定。

例:「すいません、ちょっと今日ケツがあるんで…」
又は絶対にこの時間に終わらせないといけないというタイムリミットという意味もある。
例:「お前この後ケツあるの?」と聞かれたら期限を聞かれているので「いえ、何時になっても大丈夫です」と答えたりする。

類語「ケツカッチン

上記のケツを踏まえて、ケツに火がついている状態。

要は、もう今すぐここを出発しないと次の予定に間に合わないという意味。

 

見切れる

TVの画面に本来映ってはいけない人(もの)が入り込んだ状態。

一番わかりやすい例えがアメトークで小峠が田中の出番なのに後ろで見切れているシーンwwww

小峠見切れる
これは何回見ても鉄板で笑いますね。是非、動画で見てください笑

 

 

バーター

抱き合わせで出演させること。

例えば千原ジュニアのバーターでよくタケトが出演しています。

要は、メインのタレントを出演させる代わりに同じ事務所の売り出し中のタレントも一緒に出演させてもらうこと。

そうすることで格下タレントにもチャンスがもらえて、
しかもジュニアの面白いエピーソードも沢山持っているからWIN-WINの関係になる。

大人のおもちゃ屋さんで、TENGAの横にローションを陳列するみたいな。

ちなみにフルーツポンチの村上は膝のバーターでアメトークに出させてもらっている。

 

ワイプ

テレビでVTRを見ているときにスタジオの演者の顔を映す、画面の時に出てくる小さな小窓。

❝ワイプを制する者はTVを制す❞と言われるくらい番組では重要な演出。この言葉を世に広めたのは”ワイプモンスター”と言われていた矢口真里です。

彼女はワイプやらクローゼットみたいな狭い所でごにょごにょするのが得意みたいですね。

[blogcard url=”https://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20130204/Cyzowoman_201302_post_437.html?_p=2″]

 

ガヤ

ひな壇などのMCから遠い場所で声を張って番組を盛り上げること。

ガヤ芸人ともいう。

この言葉を世に広めたのは品川庄司の品川。
ガヤ芸人の心得として、
『メインのタレントの邪魔をしない』
『MCからいつフラれてもいいように準備しておく』
『要所要所で声を張って番組が盛り上がっているかのように見せる』です。

 

(時間が)おす

予定していた時間よりも長くなっている状態。

10時に終了予定だった場合、現在10時30分だったら『30分押している』

 

まく

時間が予定よりもおしているので、進行を早めること。駆け足で進める。

例:本来なら一人一人感想などを聞いていきたいところだけど、
ちょっと時間が押してるので何人か飛ばしてまきで終わらせる。

 

バミリ

舞台の上で演者の立ち位置を分かりやすくするために、床にしるしを付けること。

「ステージに上がったらこのバミリまで歩いて来てください」

舞台などは暗いのでよく、蓄光テープでバミったりしている。芸人 ばみり

 

おはようございます

芸能界でのあいさつは”朝も””昼も””夜も”おはようございますとあいさつする。

これには二つの理由があって、
ひとつはTVの世界は深夜からスタートすることも珍しくないので今から始めます!
という朝のように新鮮な気持ちで「おはようございます」

もう一つは、
上下関係に厳しい業界で、こんばんはやこんにちはは敬語じゃないから唯一敬語である
「おはようございます」を採用している。

 

はねる

盛り上がるという意味。

 

例えば、番組の途中で思いもよらぬハプニングが巻き起こって、

番組が大いに盛り上がった時に「あのシーンが一番はねた」と言われたりする。

 

あと、芸人が人気者になるときも

「あのコンビは今年はねたな~」と言われたり、

 

視聴率がグンと上がるときも

「あの番組はねたな~」

などと言われたりする!

 

 

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放送禁止用語

腐るほどあるけど、その中でもよくピーで隠されてるものや意外なものを紹介します

 

下ネタ系

理由:エロいから

 

女性差別系

スチュワーデス・ナース・看護婦・保母さんなど…
理由:女性限定の呼び方だから男女を平等に扱っていない!ということらしい。。。

変換↓

スチュワーデス→客室乗務員
ナース→看護師
保母さん→保育士
に変換されている。

 

まさに!漫才のタネ大事典

漫才の題材に煮詰まっている人へ…

この本は魔法のような一冊です!
マジで

漫才やコントの設定でよく使われる
『ベタシチュエーション』
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