ハイどーーもーー!5世帯住宅のもんじです♪
これから大喜利のお題を作ろうと思っている方へ言いたい…
大喜利を、
面白くさせるのも、
つまらなくさせるのも
お題次第です!
は????
『大喜利なんて回答者が面白くする』
もんだろっ!!
って、思っている人が多いでしょう。。。
┐(´д`)┌ ハァ
これだから世の中には、
解答者丸投げお題がはびこってるんです!
今回は
元芸人のもんじが、芸人時代に散々喰らって強く世の中に訴えたい
大喜利のお題がいかに重要か!
そして、
いいお題の作り方をだしおしみなく書いていこうと思います。
大喜利は愛です!!←結論
ダメお題の例
↑↑↑ルック↑↑↑
ハァ…
こんなお題を今までどれだけ見て来ただろうか。
僕はこういう手抜きのお題を見ると、
本当に愛が足りないな~と思います。
では、この悪いお題を例に、
何がダメなのか説明していきます。
①『こんな○○はいやだ』という昔から使われまくっているフォーマット
まずこの『こんな○○は嫌だ』なんて、ビートたけしの時代から使いまわされまくっている型式ですからね?
確かにこの○○に何か当てはめれば、脳みそを1ミリとも使わずに簡単に大喜利のお題はできます。
でもこんな50年も使い回されて、
散々見てきた型のお題を見ても解答者は気持ちが全く乗りません。
面白い解答をしようと脳みそが働かないんです!!
それはお客さんも一緒です。
大喜利はお題の時点でお客さんに『何かおもしろそう』と思わせることが大事です。
お題を見てお客さんがワクワクしながら答えを待ってて、
答えを出すから盛り上がるんです。
あくまでもゴールを決めるのは解答者ですが、
シュートが決まるようないいパスをしてやるのがお題の役目です。
なので既存のフォーマットに当てはめるだけの手抜きお題はやめて、
今まで見たことない新しい形のお題で、お客さんの期待値を上げてやって解答者には、
後は『触るだけで決まるパス』を出しましょう!
②手アカが付きまくっている題材
『こんなスマホは嫌だ』
みたいな”スマホ”を題材にした大喜利ってもう手あかが付きまくってるでしょ?
この時点で”カブり”というお笑いの大タブーを犯していますよね。
他にも『桃太郎』『コンビニ』『アンパンマン』
みたいに”よく見るお題”ということは、
よく見る分、解答もカブってしまう可能性があるんです。
そうすると過去の解答にカブらないよう避けて…と考える作業がまず生まれます。
それが足かせとなっていい答えが思いつきにくくなるんです。
一度でも見たことある題材は使わないで下さい!!
③解答の幅が狭い自由度の無いお題
『こんなスマホは嫌だ』
のダメなところ3つめは、
答えの幅が狭くて、解答のバリエーションが生まれないところです。
このお題では
《スマホ機能》
《嫌なこと》
この二つの狭い範囲だけで大喜利を考えないといけない。
解答に自由度が少ないんです。
それだと似たような解答ばかりになってしまうし、
あちこちに発想を飛ばして色んな種類の解答が出来なくなります。
大喜利はお題の範囲内で考えないといけないので、
お題の題材に沢山フックがないと頑張っても面白くすることが出来ないんです。
いいお題の作り方
長々と大喜利は『いかにお題が大事か』の説明でスミマセン。
でも、大喜利のお題を作る上で
今お話ししたこのマインドが一番大切なんです!
●大喜利はお題が大事!
●解答者が面白くできそうなお題を考えてあげる!
この想いで考えれば、いいお題なんてもう作れたようなもんなんです。
とはいえ、
具体的にいいお題の作り方を書いた方がよりいいお題を作りやすいと思うので、
分かりやすく
『イイお題の5大要素』
を挙げます!
その要素をなるべくたくさん入れてもらえば
おのずといいお題が作れるようになるので是非参考にして下さい。
①今まで見たことがない
さっきのダメお題の逆ですね!
今まで見たことない題材だったり、型式だとそれだけでワクワクします。
IPPONグランプリはそのイイお題のフルコースといっていいほど色んな型式のお題がありますよね?
例えば、
●3秒しかない留守番電話に用件をふきこんで下さい
●初めてドラゴンを退治しに行くのですが、アドバイスをお願いします
●大御所たちを注意して下さい
みたいに、
大喜利=質問
という形式にとらわれていません。
他にも、
かるたの読み札を答えたり、
ドラムロールの後に発表させる音を使ったり、
穴埋めにしたり、
架空の料理名を言い合うタイマン型式にしたり、
写真とか、絵とか、言い方、顔とか、モノボケ、動き
いろんなパターンでボケられるようにしてあげるといいと思います。
紙とペンで字だけの大喜利ばかりはもう古いです。
②フックが沢山ある
イイお題には『ボケしろ』が沢山あります。
例えば
というIPPONグランプリで出たお題では、
『おかん』『マジシャン』『不倫』というフックが3つも入っています!
コレだと色んな要素を織り交ぜながら解答が出来ます。
コレが、
だと、フックが減って狭~い解答になりますよね?
他にも、
●「い〜しや〜きいも〜おいも」のリズムで当たり前のことを言って下さい
この『当たり前のこと』というフックを入れることで解答の幅がぐぐっと広がります!
「い〜しや〜きいも〜おいも」のリズムで面白いことを言って下さい
じゃダメなんです!
わかりますかね?
解答者が色んな要素でボケやすいように、なるべく多くフックを作ってやってください。
③お題がすでに面白い
こんな星占いが本当にあったら何を言われても面白いですよね?
どう答えても面白くなる
これ最高のお題のいい例です!
これもどうなっても面白いです。
他にも、
●『ナルシスト漁師』
●『だらし無い選手権の決勝戦』
●『謎のヒーロー「上から目線マン」』
みたいに、架空の言葉を作り上げると
その言葉自体が面白ので解答者へのナイスパスになります。
④特殊な人を題材にする
もうこれ想像しただけで面白いですよね?
このように存在自体が特殊な人や物をネタにすればイイお題が生まれやすいです。
●殴られても蹴られてもチェ・ホンマンが離さなかった物とは?
●松岡修造プロデュースの焼酎 何という名前?
●池上彰が「何だその質問!?」と言ったどんな質問?
みたいに、キャラが濃い特殊な芸能人。
別に芸能人じゃなくてもいいです!
●野球の女審判が日常生活で思わず「ストライク!」と叫んだ一体何があっ
●犬の100倍の嗅覚を持っているたかし君の悩みを教えて下さい
●ケンタウルスを怒らせて下さい。
みたいに特殊な仕事の人とか、特殊能力者や架空の生き物など
そういう人は沢山フックを持っているし、
キャラが濃いので面白い解答を生みやすいんです。
⑤ネタの作り方を参考にする
大喜利のお題も漫才のボケと同じようなもんです。
『大喜利のお題を作る』
という固定観念を捨てて漫才などのネタからお題を考えよう!
例えば、
ボケの作り方の基本に『緊張と緩和』ってありますよね。
その作り方を利用してお題を作る方法です。
あの怖いジェイソン(緊張)がお休みの日(緩和)は考えるだけで面白いですよね?
そんな感じで、ネタの作り方をヒントにするといいお題が生まれます。
この記事を参考にしてみて下さい
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ジュニアが厳選した模範解答集!
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ジュニアがお題を出して視聴者が解答するというネット番組が本に。
大喜利本は沢山あるけど芸人ではなく一般人の解答が見れる本は数少ない。
しかもお題はジュニアが出しているので全部面白い!
お題の参考になるのは間違いない。
まとめ
【ダメお題】
①『こんな○○はいやだ』という昔から使われまくっているフォーマット
②手あかが付きまくっている題材
③解答の幅が狭い自由度の無いお題
【イイお題】
①今まで見たことがない
②フックが沢山ある
③お題がすでに面白い
④特殊な人を題材にする
⑤ネタの作り方を参考にする
大喜利で何よりも大事なのは愛!
↑コレを忘れないで下さい