ハイどーーもーー!猫見知りするもんじです♪
「よっしゃネタを書こう!!」
と、いざネタを書き始める時にふと思う…
(…そういえばネタの時間て何分だ???)
TVでやってるネタは大体3~4分だからそれくらいか…?
まっ、適当でいっか(∩´∀`)∩
って、
いーわけねーのです!!
ネタを作る上でまず一番最初に意識しないといけないのが
「ネタの時間」
いっくら超絶面白いネタが出来たとしても、このネタ時間が守れてなければ0点です。
というか最後までやらせてもらえません。怒られます。
芸人になると、
「今度のオーディションは○分ネタで」
とか、
「M-1の3回戦は○分を超えてはいけない」
など、ネタ時間に関する話しは当たり前のように交わされます。
そう!
与えられた時間内で笑いを取ってこそプロの芸人なのです!
今回は、ネタを作るときに実は超重要な「ネタ時間」についてだしおしみなく解説していきます。
なぜネタ時間がそんなに重要なのか?
前回の記事で、最初の頃はネタ時間を2分で作ろう!と書きました。
それは、だいたい2分でOKとかではダメで、
きっちり2分!前後しても+-5秒で作りましょう。
「そんなこと言っても、その場のアドリブとか入れたらムズイよね…」
と、ナマイキなんか言っちゃったりなんかしちゃったりする人がいるかもしれないけど
アドリブを入れたり、本番で長めに間をとったりして時間をオーバーしてもいいのはある程度キャリアのある芸人だけです。
若手がアドリブかまして、与えられた時間を過ぎることは腕があるとは評価されません。
逆に与えられた時間内にきっちりネタを終わらせられる方が優秀な芸人と言えます。
繰り返します
プロを目指すなら、ネタの時間は絶対に守らなければなりません!
腕のある芸人であればあるほどネタ時間をきっちりしてます。
ボクサーはなら、減量オーバーはプロとして失格でしょ?
それと同じで決められた規制の中で勝負をするのがプロの仕事です。
ネタ時間に厳しい2つの理由
でも、なぜそこまでネタ時間に厳しく言われるのか?
それには理由が2つあります
理由その①賞レースで時間オーバーは減点
M-1やキングオブコントなどの賞レースはネタ時間がルールで決められています。
ルールということは守れない場合ペナルティー=減点ということです。
特にまだまだ未熟な若手芸人は、合格点の紙一重の得点で戦っているので
時間オーバーでの減点は死活問題です。
なんなら
名前の知れてる芸人でも、時間オーバーで落とされることもあるくらいです!
『え?なんでこのコンビがこんな所で落ちてるの?』
っていう時あるじゃないですか?
あれは時間をオーバーして…という事も珍しくない話しです。
なので、賞レースが売れる方法の1つとなった今では、
ネタ時間を守る
という事がいかに大事なことか分かっていただけたじゃないでしょか?
理由その②後続の芸人に迷惑をかける
養成所でも口を酸っぱくして言われることですが、
若手芸人が自分たちの勝手で、時間オーバーすることは周りの方々に迷惑をかけます。
どういうことか?
全てのお笑いライブには終演時間が決まっていますよね?
単独ライブでもない限り、自分たちの出番の後に続くのは先輩芸人や師匠クラスの方が後に来ます。
もし時間を守れなければ、終演時間に終わらすためにその帳尻を後続の師匠が合わせなければいけないのです。
あなたのネタが1分オーバーすれば、中田カウスボタン師匠のネタが1分短くなる…と考えるとゾッとしますね。
ネタ番組だってそうです。
番組の放送時間は決まっているから、
決められた時間を守れないような芸人は使えないのです。
そんな芸人二度と呼ばれません。
たかがネタ時間、されどネタ時間ですが、
これで養成所でネタ時間を厳しく言われる理由が分かったかと思います。
ネタ時間一覧
ここで、ざっとネタ時間を書いておこうと思います。
養成所(NSC)→ 2分
若手発掘系ライブ→ 1分
ネタ番組オーディション→ 1分 ※良くて2分
M-1
1回戦→ 2分
2回戦・3回戦・敗者復活戦→3分
準々決勝・準決勝・決勝→ 4分
R-1
1回戦・2回戦→ 2分、
3回戦・準々決勝・準決勝・敗者復活・決勝→ 3分
キンブオブコント
1回戦→ 2分
2回戦・準々決勝・準決勝・決勝→ 4分
上記を見てわかる通り、
最初のうちに関係してくるネタ見せの時間は大体が1~2分ですね?
若手発掘系のライブやネタ見せ番組のオーディションは一気に30~50もの芸人を見ないといけないので
1分しかネタ時間与えてもらえません。
『な~んだ、1分なんてすぐネタ作れるじゃん!』
と、思っちゃう人は、一度作ってみて下さいw
1分間で笑いを取ることがいかに難しいかが分かると思います((+_+))
4分のほうがナンボか簡単です!
じゃ
試しにやってみますね、
《漫才》
二人「はいどーもー、マンション&ペンションです~。よろしくお願いします~」
ボケ「いや、最近僕ね青春ドラマにはまってまして、
あの、
”おい!!ちょっとまて!そこ視聴覚室だぞ!!”ってシーンやりたいんだよね~」
ツッコミ「あ、いいね、じゃーちょっとやってみよう!」
はい。
こういう、ベタな漫才の入り方ありますよね?
実は今のでもう20秒も使ってるんです!
だから
あと40秒で爆笑を巻き起こさないといけないってことですよ?
つかみのボケとか入れようものなら、その時点で持ち時間の半分使ってしまう…という
そのくらい1分はあっという間です!
しかもその1分で他の芸人と違いを見せて、誰よりも笑いを獲らないといけないんだから…
そして見ているほうからしたら、それが50人続くわけですから、その中から「おっ!」と思わせることがいかに大変か分かりますよね?
とにかく、若手のうちは2分ネタを量産するべしです。
2分ネタが出来れば削って削って1分ネタもできるし、前半と後半に肉付けして3分ネタができるので、その時間の感覚に慣れていきましょう!
ネタ時間の測り方
慣れてくると書いているだけで大体〇分くらいだな!と、わかってきますが、
最初のうちは、自分でストップウォッチを使って計っていきます。
ネタを書いたら、ネタ帳を追いながら1人で
ヨーイスタート!とストップウォッチを押して
『自分のパート』と『相方のパート』を本番さながら、
一人二役で読み上げていきます。
読み終えたらストップ!みたいな感じ。
ここで注意してほしいのが、
絶対に誰にも見られないようにしましょうww
大声を出すのも禁止です。
僕はドトールでこれをやって、気付いたら自分の周りに誰も居ないというプチドーナツ化現象を巻き起こしたので、気を付けてくださいね♪
コレがあれば家で一人、大声でネタ練習ができます!!
東京のボロアパートの壁の薄さをなめんなヨ。
不思議と本当に声が吸収されます。
1人ネタ練習の時の必需品です。
↓↓↓
まとめ
①若手の頃はネタ時間2分で作ろう
②実際のネタ合わせも、何度も何度も時間を計って絶対にオーバーしないように気を付ける
③ドトールでは時間計りを行わない
ネタ書きのすべて!【まとめ】記事↓↓↓
漫才の教科書があるとすれば…
漫才の作り方を教えることは不可能
と言います。
これまでも、
どの芸人も漫才の作り方
を教えるという難しさを説いてきました。
だが、
この男がやってくれました!
元祖爆笑王こと
『高橋 裕幸』先生
●笑っていいとも
●めちゃイケ
●レッドカーペット
など、今のバラエティ番組は、
すべてはこの人の息がかかっていると言われるほど、
現役ど真ん中の放送作家さんです。
そんな現役放送作家であり、
養成所の講師も務める
『元祖爆笑王』
が書く漫才の作り方の本!!
これまで全く漫才を書いたことが無いという方も、
この本の順を追って読んでいけば、
最後には必ずネタが一本出来上がっています!
実際に、僕もNSC時代に高橋先生にネタを見てもらいましたが、
この本に書いてあるようなダメ出しを本当に言っていましたw
それくらい『生きた言葉』が書かれています。
漫才を作りたい!
という方は、本棚に置いてても損はしない一冊です。
本読み放題の時代突入!!
Amazonの本が”読み放題”
に・・・
なったら最高だと思いませんか?
ナントAmazon Kindle
の
電子辞書という裏技を使えば
月額980円で
夢の読み放題が実現しやす!!
僕はこのAmazon Kindleを知った3秒で入会しましたw
『月に一冊は本を買う』
という本好きの人は、
これに入らない理由があったらメールください。
※もちろん上記の本も読めます!
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