ハイどーーもーー!「すみせんお水ください」の生みの親もんじです♪
2021年のM-1をもってオール巨人さんと上沼恵美子さんが審査員を卒業することを明言しました!
芸人の人生を一夜にして激変させてしまうお笑いの賞レース…
その芸人の運命を左右する、重要な役目を任されているのが、そう
『審査員』
の方々ですよね。
芸人達の重圧を肩に感じながら、
”お笑い”という、技術点だけでは審査できない、
難しいジャッジをさせられているにも関わらず、
毎回と言っていいほど、
大会後に物議をかもしてしまう不憫な存在です。
今回は、
そんな気の毒な賞レース審査員に
『必要な能力』
を分析して、
そして、それをふまえて、
もんじが選ぶ4大賞レースで、
審査員をやって欲しい人
を大発表しますので、
最後までどうかお付き合い下さい。
毎回出る『ヤラセ』問題
まず初めに、
こういう賞レースが終わったあとに必ずネットやSNSで飛びかう言葉
『ヤラセ』
について、
真っ向から否定しておこうと思います!
毎回、この言葉を聞くたびに僕は腹が立ちます。
この言葉がある限り、
誰もが嫌がる審査員を受けてくれた芸人の方々、
この大会を運営するために携わっている大勢のスタッフ、
そしてなにより、
参加している全ての芸人を否定することになるので、
このヤラセという言葉を
クリーンにして、
この記事を進めていきたいです。
あなたがもし、
本気でお笑いの賞レースが『やらせ』だと思っているのなら、
どうかコチラの記事をまず読んでから先に進んでください。
↓↓↓
審査員に一番必要な能力
そんな重要な審査員ですから、
務めるにはいくつか条件があると思うんです!
そこで僕が思う、
審査員をするにあたって、
必要な条件を挙げていこうと思います。
必須能力①カリスマ性
いくつかあると言ったものの、
ぶっちゃけ僕はこれさえあれば他は何もいらないってくらい、
一番重要な能力だと思ってます。
もっと分かりやすく言うと
『この人になら審査されても納得』
と言わせるほどの魅力!
です。
よく一般人は、
「あの人はいらない」
とか、
「○○を審査員にしてくれ」
だの簡単に言いますよね?
でもね、
芸人が芸人を審査するって、
実はなかなか複雑なことなんです。
同業者ですから!!
だって、
審査される芸人が、もし
ほんの少しでもその審査員の認めていない部分があったとしたら、
その採点に絶対納得できないし、
審査する側も、自分ができないことをプレイヤーに決して言えません!
だから、
『この人になら審査されるなら納得』
と、
ネタをやる芸人側が思える人じゃないとダメなんです。
大事なのは、
その人から言われるのなら納得せざるをえないほどの、
審査員としてのカリスマ性みたいな、
芸人としてのブランド力みたいなものが一番必要な能力だと僕は思います!
そんな芸人から審査されること、
その芸人に評価される立場に立てたこと、
それ自体に価値があります。
そこの価値が分からないから、
一般の人は平気で、
審査員批判が出来るんですよね。
…ま~、一般人のことは前回のこの記事で散々言っているので今回はここで辞めときますw
必須能力②分析力
やはり審査員という肩書である限り、
この能力は必須ですよね。
特に『漫才師』かつ『ネタを作るほう』だとこの能力は顕著に表れる気がします。
実際に2019年大会でナイツ塙がミルクボーイのネタに対して言った
こういうパターンのを考えたことはあるが、こんなにおもしろくできなかった。人の力と言葉の力とセンスが凝縮されていた。
このように、
自分が実際にネタを作るからこそ分かる
このネタの凄さだったり、
キャラの難しさ、
ワードのセンス、
構成力、
ボケの発想の凄さ、、
があります。
そして、その芸人独自の分析視点をそれぞれが持っていると、
多面的な審査ができて、
評価にバラツキが出て、より優勝者の凄さが際立つ気がします。
必須能力③メンタル力
僕は審査員には『炎上』を恐れないで欲しいです!
もうあんた達クラスになれば、
無茶苦茶な事を言っても許されることをやって来たわけだし、
ゴチャゴチャ言っている奴らより
あなた達のほうが何100倍も面白くて、漫才のことを知っているんですから、
世間から何と言われようが、
自分の思う採点をして、
批判を恐れず自分の意見をズバッと貫いてほしいです。
なんか2019年の上沼さんのオール90点越えの点数は、
ちょっと世間の声にビビってた気がして物足りなかったです。
所詮、批判する人なんて漫才のことを何も知らない素人なんです。
そんな人たちの声を気にしてる審査員なんて正直見たくないです!
そして、ネタをする芸人達は
そんな無茶苦茶な事を言う気難しい審査員達をも納得させてこそ、
価値があり、
真の実力者だと胸を張って言えるのだと思うのです。
必須能力④実績
なんだかんだで、やっぱり実績は大事だと思います。
めっちゃ面白くて、人気者で、売れまくってる、
例えば『千鳥』のような漫才師が審査員でも、
やっぱりどっかで、
「いや、あんた達M-1獲ってないやん」
って思ってしまいますからね。
それを言ってしまうと、
歴代優勝者しか審査員にはなれなくなってしまうけど…
そうは言わせないほどのお笑い界での功績、
芸能界への貢献度などの実績があると、
審査される芸人もスッと採点に納得できると思います。
欲を言えば、
実績だけ凄いベテランばかりが審査員だと、
お笑界が進化していけないと思うので、
ジジィばっかじゃなくて、
現役に近い最近の笑いを理解できる人が理想ですよね。
以上、この4つを踏まえて、
いよいよ、
僕が考えた賞レースの審査員になって欲しい人を発表したいと思います。
M-1グランプリ
「結局最後はM-1が持っていく」
と、他の大会優勝者から言われるほど
なんだかんだで一番注目される大会。
その分、審査員への意見も厳しく、毎回炎上する。
だからこそ、僕は
わりかし若くて新しい漫才の感覚もち、
炎上をものともしないで、
自分の意見をズバッと言える芸人をチョイスしてみた。
笑い飯 哲夫
カリスマ性 ★★★★★
分析力 ★★★★
メンタル力 ★★★★
実績 ★★★★★★★
M-1の第2回から第10回まで、
最多の9回進出し、
第10回大会では優勝しているという、
まさに『M-1の申し子』
この人にM-1を語らせて文句を言う人はいないだろう!
誰よりもM-1の舞台に立った男が、
今度はM-1を審査をする側でどのようにジャッジするのかを是非見てみたい。
パンクブーブー 佐藤
カリスマ性 ★★★
分析力 ★★★★★★★
メンタル力 ★★★
実績 ★★★★★★★★
M-1の第9回とTHE MANZAI 2011
の両方で優勝を果たした唯一の芸人!
これは漫才を語る上でこれ以上に無い実績だろう。
少しでも不平不満を言う奴がいるのなら、
「じゃーお前に同じことが出来るのか?」
と言えば反論できる奴などいない。
あと、
『オワライターズ』という別の芸人にネタを提供する番組の時、
ネタの分析力と
なにより漫才愛を強く感じたので、
漫才に対して半端なことは許さないはず。
なので周りに流されずに、
自分が認めた芸人を評価してくれそうです。
とろサーモン 久保田
カリスマ性 ★★★★★
分析力 ★★★★
メンタル力 ★★★★★★★★
実績 ★★★★★★
第13回のM-1王者であり、
翌年のM-1で上沼恵美子批判で大炎上し、
M-1で天国と地獄を味わった数奇な芸人。
M-1王者の立場として、
そして、
審査員批判した立場として、
自分が審査員になってどうコメントするのかが是非見たい!
たぶんこの人が審査員をするってTVCMしたら、
視聴率は跳ね上がるんじゃないかしら?w
審査員で数字を取れる芸人はこの人以上にいないだろうね。
キングコング 西野
カリスマ性 ★★★★★★★★
分析力 ★★★
メンタル力 ★★★★★★★
実績 ★★★★★
今や、芸人というよりも実業家、
いや、革命家のような活動をしている西野さんだが、
漫才師としての実績は相当なものがある。
まず、
NSC在学中に上方漫才コンテストで最優秀賞を取ったことをかわきりに、
ABCお笑い新人グランプリ
OBC上方漫才大賞
YTV上方お笑い大賞
という、歴史ある漫才大会の新人賞を総なめにしてきたスーパースターでもある。
そしてM-1にも第1回、第7回、第8回と3度も決勝進出している!
もう一度言わせてほしい、間違いなくスーパースターなのだ!
そんな漫才の実績もさることながら、
炎上を気にしないで自分を貫き通す意思、
そして芸人から少し離れている今だから、
他の審査員とは違う別の角度からの目線で審査してくれそう。
M-1で”西野節”見たいな~
ウーマンラッシュアワー 村本
カリスマ性 ★★★
分析力 ★★★★
メンタル力 ★★★★★★★★★★
実績 ★★★★★★
”嫌われることを恐れる”という
人間誰しも持っている感覚を失った、
炎上モンスター。
そんなイメージが今や強いが、
漫才の大会での数多くの受賞歴もさることながら、
第3回THE MANZAI優勝者でもある!
(実は3年連続決勝進出なのも凄い)
さらには最近のENGEIグランドスラムで披露した、
みんなが触れることをためらう、
地雷の埋まった道を、ズカズカと全部踏んで歩いていくような
時事漫才は個人的にもっと評価されてもいい気がする。
そんな、独自の漫才路線を行く村本が、
炎上を恐れず審査する姿を見たい!
いや、もはや炎上するような事を言って、
M-1の注目度をさらに上げて、マンネリ化を防いでほしい。
爆笑問題 太田
カリスマ性 ★★★★★★★★
分析力 ★★★★★★★
メンタル力 ★★★★
実績 ★★★★★★★★
現役で漫才を続けている芸人達の頂点にいる爆笑問題。
そうそうたるメンバーが集うネタ番組でもトリを務めることも多いほど、
漫才師のラスボス的存在。
十分、M-1の審査員になれるほどの芸人だし、
放送事故ギリギリの歯に衣着せぬコメントで注目を集めそう。
是非、松本人志の隣の席に座って欲しいw
ビートたけし
カリスマ性 ★★★★★★★★★★
分析力 ★★★★
メンタル力 ★★★★★★★★★
実績 ★★★★★★★★★★
もはやこの人の名前を挙げるのは卑怯と言われても仕方ない。
そもそもメンタルもくそも、この人に文句言う人はいないしでしょう。
ココまでくると雑魚の言葉なんてもう気にしないだろうし。
天皇陛下を前にしてもボケ倒せるほどのランクの人間ですからね。
そして、これまでの日本のお笑い界の礎を築いてきた立役者であり、漫才ブームのど真ん中にいた男。
この人から「あんちゃん達面白いね」と言われただけで、
どの芸人も最高レベルの喜びを覚える。
なので、他の審査員がどんな点数を付けようとも、
この人の「あんちゃん達面白いね」という一言で帳消しになるくらいの人だし、
その一言だけで、
今後のお笑い界の通行手形のように、
どの番組にもその一言だけで芸人としてのハクが付く。
そして松本人志の左側に座れる数少ない芸人の一人でもある。
キングオブコント
今のキングオブコントは、
松本人志・さまぁ~ず・バナナマン
の5人が固定となっています。
M-1と違って代わり映えしないメンバーになりつつあるので、
ここらへんで、
コントを中心にやっている芸人で審査員をやって欲しい人をチョイスしてみました。
千原ジュニア
カリスマ性 ★★★★★★★★
分析力 ★★★★★★★
メンタル力 ★★★★
実績 ★★★★★★
独特の世界観でコントライブを数多くこなし、
コントへのこだわりがとても強い千原ジュニア。
今ではかなり丸くなってはいるが、
いざ本気でコントの審査員をするとなると、
かなり厳しい目で見てくれそう。
あと、素人では気付かないような細かい部分にも気が付いて、
ディープな審査をしてくれると思うので、
かなり審査員向きだと思う。
ネプチューン 堀内健
カリスマ性 ★★★★★
分析力 ★★★★★★
メンタル力 ★★★★
実績 ★★★★★★★★
おとぼけキャラなだけにカリスマ性は低いが、
この人もコントで一時代を築いた人。
ネプチューンのネタを書いているのはこの人ですからねw
最近ではトリオの芸人も増えてきたが、
今のトリオコントの原型を作り上げたのは何を隠そう
ネプチューンだと言っても過言ではない。
長年にわたりお笑い界のトップを走り続ける、
トリオコントの大ボケの第一人者が、
マジメに審査をするところが見たい!
東京03 飯塚
カリスマ性 ★★★★★★★★
分析力 ★★★★★★★
メンタル力 ★★★★
実績 ★★★★★★★★
第2回キングオブコント王者。
最近ではアメトークで『東京03飯塚大好き芸人』をやるほど、
芸人の間でも評価が高いし、
毎年必ず公演している単独ライブのチケットは即完売するほどプラチナ化し、
今、日本一チケットが取りづらいお笑いチケットと言われている。
それくらい一般人からの評価も高いという、
素人も玄人も両方納得させるという奇跡のコント師が、
審査員で語るコメントは、
もしかしたら今の5人の審査員よりも注目度が高いかもしれない!
東野 幸治
カリスマ性 ★★★★★★★★
分析力 ★★★★★★★
メンタル力 ★★★★
実績 ★★★★★★★★
伝説のコント番組、
『ごっつええ感じ』のレギュラーだったということだけで十分な実績。
”ゴールドロジャーの船に乗っていた!”みたいなもんです。
アメトーークの『どうした!?品川』『スゴイんだぞ!西野さん』『帰ろか…千鳥』
のような、くすぶっている若手芸人に再びスポットを当てたり、
あらびき団では、ツウ好みの超若手を数多く発掘し世に送り出してきた。
実は、若手の目利きがかなり優れているのではないかと読んでいる。
なにより審査員としての東野さんを見たい!
さらば青春の光 森田
カリスマ性 ★★★★
分析力 ★★★★★★★
メンタル力 ★★★★★★
実績 ★★★★★★★
第5回~第8回・第10回・第11回のキングオブコント決勝進出。
ぶっちぎりの最多出場ですよ!
優勝するより難しんじゃないかこれ?w
そんな、誰よりもキングオブコントの舞台を知る芸人が、
今度は審査員側として舞台を見た時に、
今の審査員とは違った部分が見えるんじゃないかと思う。
個人事務所なので、
出演芸人とのしがらみもないのでクリーンに審査できるのも強みw
ジャルジャル 後藤
カリスマ性 ★★★★★
分析力 ★★★★★★★★
メンタル力 ★★★★
実績 ★★★★★★
持ちネタの数が8000本もあるコンビが他にあるだろうか?
数だけで言うと間違いなくコントキング!
実際のキングオブコントにも第2回・第3回・第12回で決勝進出しているし、
実は、第1回大会から現在(2019年時点の第12回大会)まで全て準決勝進出を果たしている唯一のグループでもある。
さらにはあの松本人志が過去に、
好きな若手芸人として名指しで
『ジャルジャル』
と答えたという。
そのくらい、コントに関してはある意味突出していると言っていいほどのこの人が、
●他の芸人のネタをどう見るのか?
●どんなネタが好きなのか?
が気になって仕方がない。
ラーメンズ 小林
カリスマ性 ★★★★★★★★★★
分析力 ★★★★★★★★
メンタル力 ?
実績 ★★★★★★★★
『コントのカリスマ』
とはこの人のためにあるような言葉みたいなもんってくらい、
異彩を放つ芸人。
自分を”コントの虫”と言うほどコントが大好きで、
誰からも口出しされない舞台でしかコントをやらないって程の徹底ぶり。
『面白いだけがコントじゃない』
とも言っており、
最近のコントは、かが屋や空気階段のような、
コントと演劇の中間のようなネタも多くなってきたので、
この人のような笑いだけで評価しない芸人も一人は入れてほしいと思う。
志村けん
カリスマ性 ★★★★★★★★★★
分析力 ★★★★
メンタル力 ★★★★
実績 ★★★★★★★★★★
日本のコントの教科書を作った人。
今は当たり前にあるけど、一番最初に地図を作った人もいるわけで、
一番最初に英語の教科書を作った人もいるわけで、
それがあるから、今の発展がある!
みんなは発展の方ばかりを褒めるけど、
それは基本を作った人がいるから発展できたのであって、
何もない所から基本を作り上げた人がいてこそ。
そんなコントの創始者が、
今の発展したコントを見てどう思うのか、
何を語るのかを是非、志村けんの口から聞きたい。
R-1ぐらんぷり
実はM-1よりも開催している回数の多いお笑い賞レースR-1。
優勝者には漫談はもちろん、
モノマネ、フリップ、裸芸、歌ネタ、女、あるある…
など、
ジャンルがバラバラな事にお気づきでしょうか?
M-1やKOCは同じネタの種類なので見比べるのは簡単で評価しやすいけど、
バラバラなジャンルを同じラインで判定しないといけない、
審査員としては一番難しいのがR-1なんです。
お寿司、ピザ、クレープ、フカヒレ、コーヒー、メロン、かつ丼、サーロインステーキ
『この中で一番美味しいものを決めろ!』
って言われたら難しくないですか?
R-1ってそんな大会なんです。
そこをフラットに考えて、
『面白い』の一番を決められる、
あらゆる分野で活躍し視野の広い、
チャレンジングなお笑いが出来る芸人を選んでみました。
バカリズム
カリスマ性 ★★★★★★★★
分析力 ★★★★★★★
メンタル力 ★★★★★
実績 ★★★★★★
2006年・2007年・2009年・2010年の計4回、
このR-1の決勝の舞台に立っているという、
実績もあり。
ネタの数、ネタ種類の数、大喜利力、トーク力…
ピン芸人の欲しい能力をすべて兼ね備えた、
ピン芸人の完成形に限りなく近い男がこの人。
ピン芸のネタに関して、この人以上に説得力のある人物は他にいないと思います。
あべこうじ
カリスマ性 ★★★★
分析力 ★★★★★★★★
メンタル力 ★★★★★
実績 ★★★★★★★★★
最多6回出場、
そして第8回目優勝者!
しかもキャラ芸や一発ギャグなどのインパクトで優勝する人がいる中、
シンプルな”話芸”で優勝した、
真のR(落語)1チャンピオン。
そろそろR-1にも歴代優勝者を入れてもいいんじゃないかと思う。
有吉弘行
カリスマ性 ★★★★★★★★★
分析力 ★★★★
メンタル力 ★★★★★★★★★★
実績 ★★★★
今やピン芸人で一番冠番組を抱えている、
言わばピン芸人の頂に立つ男。
全ての一発屋がこの人に憧れ、
地獄の底から生還した男が発する言葉は一言一言重みがある。
ロンハーとかでも、芸人や女性タレントからの相談に対するアンサーは、
芯を喰い過ぎて立ち直れないほどの強烈。
それほど冷静にその人を観れているし、
多くの一発屋を見てきた男が、
面白いと一言いうだけで、
優勝ほどの価値があると僕は思います。
ただ、ネタ出身じゃないのでそこに関しての分析力と実績は低い…
劇団ひとり
カリスマ性 ★★★★★★★★
分析力 ★★★★★★
メンタル力 ★★★★★
実績 ★★★★★★★
即興劇をやらせたら今この人よりうまく演じられる芸人はいない。
憑依芸人という、別の人格を自分に陶酔させて演じる芸人はいるけれど、
自分の感情を高ぶらせ、自分の中にあるものを最大限に溢れさせ、キャラを演じるというスタイルは、
彼独自の手法だと思う。
そんな唯一無二なピン芸人が、
1人コントをどう評価するのか、
意外とお笑いのことを語るところを見たことがないので、
審査員としての真剣な劇団ひとりを見てみたい。
ケンドーコバヤシ
カリスマ性 ★★★★★★★★
分析力 ★★★★★
メンタル力 ★★★★★
実績 ★★★★★★
『一歩でも横にズレればアウト』
そんなギリギリのラインでずっとトップを走り続けている、
狂人に市民権を与えた男。
ザコシショウのようなぶっ飛んだ笑いの感覚を持ち合わせながら、
女子高生でも笑える笑いに落とし込める錬金術はこの人しかできない。
R-1という狂人の天下一武道会のような大会で、
この人のような男の一票はデカい。
神田伯山
カリスマ性 ★★★★★★★★★★
分析力 ★★★★
メンタル力 ★★★★★★★
実績 ★★★★★★★★★
R-1の”R”は落語のR。
ピン芸のルーツを辿れば落語である。
ということだ。
そこで、落語家とは違うけど
『講談師』という、
同じく伝統芸能を継承するこの男が審査をしなくてどうする?
元 神田松之丞としてすべらない話に登場し、
『講談師』という絶滅危惧種に日の目を浴びせた風雲児。
R-1の神髄ともいえる、伝統と革新の両方を極めし男が審査員を務めると、
大会自体が一つ格式が上がる気がする。
村上ショージ
カリスマ性 ★★★★★
分析力 ★★★★★
メンタル力 ★★★★★★★★★
実績 ★★★★★★★★★
キングオブ・ピン芸人『明石家さんま』を誰よりも近くで見てきた男が、
最近の若手の芸をどう見るか?
芸歴40年以上の大ベテランにして、
今もなお若手芸人と同じ番組に出続けられていることはもっと評価されるべきだと思う。
そんな、
ベテランなのに若手の感覚を保ち続けている、
ある意味、改新し続けている芸人が
どう審査するのかを見たい。
江頭2:50
カリスマ性 ★★★★★★★★★★
分析力 ★★★★★★★★
メンタル力 ★★★★★★★★★
実績 ★★★★★
天才というよりも奇才という言葉が誰よりも似合う、
孤高のピン芸人。
ボキャブラ世代でありながら、多くの人気番組に出続け、
伝説を残し続けている。
ハチャメチャな芸風で、
他の誰にもマネできない、芸に魂を売ったような生粋の芸人は、他の芸人達からも一目を置かれ、
最近ではYouTubeやSNSなどで、
一部のカルト的な熱狂的ファンを持つ。
そんな裏のカリスマが真剣に審査する姿を見たい。
不可能だと思うけど…
女芸人No.1決定戦 THE W
まだまだ始まったばかりのこの大会。
最初の第2回までは一般投票がメインだったので、
他の大会と違って審査員は決めてなかった。
そして、第三回から他の大会と同じく審査員を設けだした。
まだ発展途上とは言え、
賞レースにおいて審査員が何より重要なのは変わりない。
ここでは、
女芸人の笑いに詳しく、
それでいて審査をするに値する芸人をチョイスしてみました。
オアシズ 大久保
カリスマ性 ★★★★★★★★★★
分析力 ★★★★
メンタル力 ★★★★
実績 ★★★★★★★★★★
今第一線で活躍している女芸人のトップに君臨するコンビ、
オアシズ。
特に大久保さんは、他の男の芸人に混ざっても引けを取らないという、数少ない女芸人。
ネタに定評のある人力舎に所属し、ちゃんとネタでも売れて来た実績もある。
その辺のベテラン女芸人の訳の分からない評価よりも、
第一線で活躍している生きた評価が、
この人ならできる。
友近
カリスマ性 ★★★★★★★★★
分析力 ★★★★★★
メンタル力 ★★★★★
実績 ★★★★★★★
ネタが面白い女芸人と言われて一番に名前が挙がるのがこの人だろう!
その独特なネタで、
女芸人界では群を抜くカリスマ性もあり、
他の女芸人とは頭1つ2つ抜きんでている彼女なら、
審査をされても腑に落ちるだろう。
今だに新ネタをおろすネタの現役感もあるし、
ネタを考える女芸人の憧れの存在であるこの人が、
誰に票を入れるのかとても気になる。
馬鹿よ貴方は 新道
カリスマ性 ★★
分析力 ★★★★★★★★★★
メンタル力 ★★★★★★★★★★
実績 ★★★★★★
実は、
というブログを立ち上げるほど、
女芸人が大好きなこの人。
このTHE Wも一回戦から全芸人を観ているという。
…ここまでくるとちょっとヤバイにおいがするが、
2015年のM-1決勝に進出する実力を持ちながら、
その目で女芸人の隅々まで観ているという芸人は他にいないだろう。
芸風的に忖度もしないだろうし、
ぶっちゃけこの男が一番この大会の審査員に向いているんじゃないかと
ひそかに僕は思っています。
南海キャンディーズ 山里
カリスマ性 ★★★★★
分析力 ★★★★★★★★★
メンタル力 ★★★★★★★★★
実績 ★★★★★★★
”しずちゃん”という、女芸人界のハルクを相方に持ち、
初めての女性芸人としてM-1の舞台に立たせた、
猛獣使いのこの人。
(しかも、準優勝!!)
女芸人をそばで見続け、
共にネタの高みを目指したこの人なら、
女芸人のネタに対してのコメントの説得力が違うと思う。
芸人としてのコメント力も高いし、
分析力、ネタの実績、
そして、炎上慣れしているからメンタル力も高いので、
この大会の審査員としてはもってこいの人物である!
鈴木おさむ
カリスマ性 ★★★★★
分析力 ★★★★★★★★★★
メンタル力 ★★★★★★★
実績 ★★
放送作家という裏方の仕事ながら、
名前も顔も有名な数少ない人物。
そして奥さんは女芸人の森三中”大島”。
女芸人を妻に持ち、
人間性をも知る彼が、
『売れる女芸人』の嗅覚が優れていないはずない。
そもそも、放送作家という仕事が、
芸人のネタなどの脚本を手掛ける様な仕事なので、
表に立つ演者としての目線ではなく、
ネタの脚本を分析して評価できるので、
誰よりもガチガチの審査が出来ると思う。
欽ちゃん
カリスマ性 ★★★★★★★★★★
分析力 ★★★★
メンタル力 ★★★★★★★★★★
実績 ★★★★★★★★★★
もう言わずと知れた、
今の日本のTVのカタチを作った、
お笑界のレジェンド!
(今では当たり前の”ピンマイク”を作ったのもこの人)
特に凄いのが、
無名の素人を見い出し、
スターになる逸材を見抜く手腕で、
この人から発掘されたスターは数知れない。
そうなると、
こんな無名の女芸人が集まる大会で、
「面白い」
と、この人が誰に言うのか。
この人が審査員席に座っているだけで、
一気に他の3大会と肩を並べるほどハクが付く!
それぐらいの人物であるのは間違いない。
この内容でこの金額はあり得ない本
↑↑↑クリック↑↑↑
審査員も務めるナイツ塙。
この人が漫才に対して思っていることを、
だしおしみなく語っています。
ぶっちゃけこの内容を観れることは、
今の漫才師は羨ましいです。
漫才を今やっている芸人達は絶対に買うべき!
むしろ漫才やってて…
これを買わないって選択肢はなくない??