いい漫才・コント7つの共通点!

ハイどーーもーー!傘の持つとこで魚を釣った事があるもんじです♪

この世には

星の数ほどお笑いのネタがあります!

 

ただ、そんな沢山あるネタの中でも

『めちゃくちゃ面白いネタ』

『普通に面白いネタ』

はたまた
『面白くないネタ』

がありますよね?

 

ま~、人にはそれぞれ好みがあるので万人が同じではないけど、

少なくとも賞レースの決勝で見るような”良いネタ”には共通点があると思います!

じゃーその共通点を取り入れたら良いネタになるんじゃねーかなー…

って思いません???

 

ということで、

もんじが思う良いネタの共通点をだしおしみなく書いていきます。

是非、ネタ作りの参考してみてください。

①感情が爆発する

いいネタには、必ずと言っていいほど感情が振り切れるほど高まる部分があります。

一番ベタなのがツッコミという”怒り”の感情です。

ただ、感情は怒りだけじゃないですよね?

喜怒哀楽に始まり、

”ワクワク”や”絶望”や”快感”など、

調べれば沢山の『感情』の種類があります。

いいネタを見ると、そのどれかの感情が爆発するような部分が1つでもあります。

試しに何か感情を一つ選んで、それを振り切るようなネタを考えてみて下さい。
※めちゃくちゃ警戒する友達みたいな

 

でもそれをするには、それ相応のボケや状況が必要です。

ただ言い間違いをしただけでMAXブチ切れでは釣り合っていないので、

無理矢理すぎますよね?

なので自然と感情が爆発できる設定やボケが必要になります。

《バイきんぐのコント》久しぶりに帰省した娘が男になって帰ってきて、次々とサプライズな発表をしてくる、挙句の果てには母さんまで出ていった…そのあまりにも積み重なる散々な1日を憂いて→「なんて日だっ!!」
《ザブングル》自転車泥棒をしようとしてる最中に持ち主が現れる。言い訳や逆切れ、そして泣き落としなどあらゆる方法で逃れようとするも、何を言っても論破されてしまい「お前いい年して自転車泥棒なんかして恥ずかしくないのか?」と言われぐうの音も出ない状況に追い込まれ→「悔しいですっ!!」
《千鳥》お寿司屋さんにて。クセのある大将が、散々変わった寿司を出してきた終盤で、イカを2貫出され、そのシンプル寿司とこれまでのクセ寿司とのあまりの落差に驚きの→「イカ2貫っ!?」

 

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②行動が爆発する

さっきの感情が爆発するのとは違って、

ただ行動がワンランク上に動きが変わること。

簡単なところで言うと、

止まっていたのに→暴れ出す

絶食してた人が→バクバク食べだす

みたいな、展開が変わる。

行動が小から大に変わるとネタに抑揚が付きます。

主にコントでよく見るけど、

漫才で言うと、突飛ばしたり、拍手したり、シンクロしたりですね。

《かまいたち》ウエットスーツが脱げなくなったお客さん。なんとか店員さんが脱がそうとするがなかなか脱げない。だが、ついにあともう少し、あと足だけ脱げれば脱げる~ってなった時の店員の行動→スーツで足を叩きつけるように脱がそうとする
《チョコレートプラネット》気が付くと監禁され、首には謎の装置が付けられている。そして後ろにはモニターから知らない男が話しかけてくる。ただ、いくらその装置の説明をしようとしても一向に話しを聞いてくれない→モニターから離れて部屋に入ってきてしまう。
《ジャングルポケット》喧嘩する二人を止めながらエレベーターのドアを必死に止めようとする
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③ワードのセンス

ワンランク上のネタを作るためには、

1つのセリフをとっても、ワードセンスにこだわる必要があります。

売れている人のネタには、随所にワードセンスを感じる言葉がちりばめられています。

特に僕が好きなのが三四郎の小宮のつっこみで、

能書きはいいんだよ、本家を超えるな、ばちもこつまんねーな、しらけるわ~、エゴが凄いよ、ふざけぇ~、奇特な存在~、ボケ終われよ、ツボ一緒であれ、親の仇のようにボケやがって、

みたいなのは、

「うるさいよ」「面白くねーんだよ」とかよく聞くセリフを、

少し言い方を変えているだけで凄くセンスを感じるセリフ回しです。

全てのセリフを考えこみすぎると、今度は逆に不自然になるので、

ネタの中でここぞ!っていう時に、

ワードのセンスを光らせた一言を言うと

「おっ、このコンビセンスがあるな」

って思わせることが出来ます。

《東京03》コンビニに強盗に入ったが、めちゃくちゃビビリの店長と逆に全然驚かない店員に出くわす。ここで普通は「なんだよここ!」とか「変な奴ばっかだな」みたいにシンプルにツッコみたいところだが→「ちょうどいいやついねーのかよ!」と言葉を少し変えるだけでワンランク上のセンスを感じる

 

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④新しいツッコミパターン

否定するだけがツッコミではない。

他とは違う、独自のツッコミ方法を編み出せばそれだけで斬新なネタが出来ます。

頭を叩くだけ、強く怒鳴るだけではなく

それ以外の方法で展開していくことを考えてみよう。

出来ればあなたの人となりキャラの性格がそのまま表現できるようなツッコミが理想です。

 

《ピース》男爵と化け物が原宿でジーパンを買いに行くコント。ツッコミのセリフはダダの否定ではなく、口調は怒り口調だがセリフは優しいという新しいツッコミ→「また食べたくなったら言うんだぞ!」「じゃー俺がリボ払いで買ってやるよ!」
《ロッチ》試着室にて。お客さんが『はーい』って言うから開けたのにまだ履いてる途中で…。「なにしてるのこの人?」「あれなんで?」みたいに、直接その人に言うんではなくカーテンを閉めるというツッコミパターンで独り言のように空間に言う
《大自然》漫才の冒頭で「今日は漂流した無人島で生き延びる方法を教えるためにここに来ました」と言うと相方が『今日は海の神様ポセイドンをするためにここに来ました』と食い違い「しんちゃんは僕と一緒に漂流してくれたらいいんだよ」と優しくなだめる。大自然のツッコミは怒るのではなく、優しくいなす。このボケの面白さをお客さんに説明するようなツッコミ。

 

⑤キャラから出る特有の言葉

やりたいボケや設定からボケを考えるんじゃなく、

そのキャラが言いそうなセリフでボケる。

そうすることで、取って付けたような誰にでも思いつくボケじゃなく

そのネタでしか思いつかない、

そのキャラから生まれるボケが出てくる。

 

《TKO》持ってるぬいぐるみが突然喋れるようになってカタコトで→「シャベレルヨウニナタヨ」

 

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⑥ツッコミに対しての上手い返し

ボケ→ツッコミ ボケ→ツッコミ…

という単調な繰り返しでは同じようなテンポしか生まない。

淡々とボケ続けるんじゃなく、

会話として、

相手のセリフを受けて

そのツッコミやボケのセリフを利用してうまく返すとまた違うリズムが生まれて

笑いが倍増する。

 

《バイきんぐ》自動車教習所に卒業生徒が勝手にポプラの木を植え、それを抜かれたことに対して→「何勝手に抜いてんすか!?」→『なに勝手に植えてんだよ!!』

《ジャングルポケット》エレベーターの入り口で男と女が恋愛のもつれで揉めている。それに巻き込まれた赤の他人が二人の会話に便乗して言った上手い返し→「僕はキミと前に進みたいんだ!」→『僕は上に上がりたいの!

 

「漫才の設定が思いつかない…」

と、いう人に!

この本は魔法のような一冊です!
マジで

漫才やコントの設定でよく使われる
『ベタシチュエーション』
がわんさか大量てんこ盛りで書いてます。

この本のベタシチュエーションを片っ端から作っていってみて下さい。
↓↓↓

 

⑦もこpoint

映画でも、

なにも起こらずに終わる映画はつまらないです。

いい映画は、

後半で一波乱あったり、大どんでん返しがありますよね?

あれと一緒で、いいネタには後半でもうひと展開なにかが起こります。

ただ淡々とネタを進めていくんじゃなく、

ストーリーの中で”もこっと”盛り上がるポイント

モコpointを作って、物語のクライマックスを付けることを意識してみよう。

 

《さらば青春の光》パワースポットの警備員が全然幸せそうじゃない。それに気づいた客が、その警備員を問い詰め続けたら→「幸せじゃないですよ!」と、急にキャラが変わり今までの不幸体験を泣き叫び出す。
《和牛》おかしなウエディングプランナーが花嫁にヘンテコなプランを進めてくる。それに困惑しながらも本番を迎える。ふたを開ければ前半でプランナーさんがおススメしていたプランになっていて、後半は一気にそのプランに振り回されながら消化していく。

 

ネタの作り方を1から詰め込んだ記事
↓↓↓

ネタ 漫才 コント 台本 作り方

【まとめ】初心者でも作れるネタの台本を基本から教えます!!!

2022.01.31

 

漫才の教科書があるとすれば…


↑↑↑クリック↑↑↑

漫才の作り方を教えることは不可能
と言います。

これまでも、
どの芸人も漫才の作り方
を教えるという難しさを説いてきました。

だが、
この男がやってくれました!

元祖爆笑王こと
高橋 裕幸先生

笑っていいとも
めちゃイケ
レッドカーペット

など、今のバラエティ番組は、
すべてはこの人の息がかかっていると言われるほど、

現役ど真ん中の放送作家さんです。

そんな現役放送作家であり、

養成所の講師も務める

『元祖爆笑王』

が書く漫才の作り方の本!!

これまで全く漫才を書いたことが無いという方も、

この本の順を追って読んでいけば、

最後には必ずネタが一本出来上がっています!

実際に、僕もNSC時代に高橋先生にネタを見てもらいましたが、

この本に書いてあるようなダメ出しを本当に言っていましたw

それくらい『生きた言葉』が書かれています。

漫才を作りたい!

という方は、本棚に置いてても損はしない一冊です。

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