サルでも分かる『漫才とコントの違い』これで10倍ネタを見るのが面白くなる!

ハイどーーもーー!昨日から手がずっとコーンポタージュ臭いもんじです♪

 

「漫才とコントの違いは?」

2020年のM-1で、

マジカルラブリーが優勝したことで巻き起こった

 

「あれは漫才じゃない」問題

 

じゃー

漫才の定義とは何なのか?

元芸人であるもんじ

その疑問を100%ハッキリと答えます!

これを見終わったら、

「あれは漫才じゃない」問題

結論が出ていますので最後まで見ていってください。

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よく言われる間違った認識

ちなみにYahoo知恵袋で回答の中に

 

『マイクスタンドがあれば漫才、なければコント』

 

と言っている人がいました。

確かにこうやって思っている人がいっぱいいると思います。

 

じゃー問題です!!

 

マイクスタンドの前にジャルジャルが出てきて、

「はいどーもー木村です」

「佐藤です」

『2人合わせてふかづめボーイズです!』

って別人の設定で出てきて、別人のままネタをやり続けた場合

これは漫才なのでしょうか??

ちゃんとマイクの前でするんですよ?

本当にマイクスタンドが漫才とコントの見分け方なんでしょうか?

これの答えは、このブログを読み終えた時にハッキリと答えられるようになってます!

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一番ややこしくしている『漫才コント』の存在

この漫才とコントの違いを話す上で、

一番ややこしくしているのが

『漫才コント』

という存在なので、最初に処理させてください。

 

漫才コントとは、

例えるなら、M-1でいうとこの

『NON STYLE』

『サンドウィッチマン』

の漫才のスタイルです!

 

例を挙げると、マイクの前で

「あの時代劇のシーンやりたいからやらせて」

とか

「出前が遅いときに興奮するよね」

と言って、

漫才の途中で、場面が切り変わって、二人で演劇(コント)を始める漫才のことです。

 

アレは漫才の途中に、コントの設定に入ってるだけで、

始まりと終わりは漫才です。

しかも、演じているのも芸人そのままの自分でコントを演じているって所がポイントです!

 

なので

漫才とコントのどちらかというと、もちろん

『漫才』です。

 

ただ、今回

漫才とコントの違いを分かりやすく説明するために、

漫才コントはややこしい存在なので一旦置いといて、

オーソドックスな

 

『しゃべくり漫才』※コントに入らない漫才

『コント』

 

の違いを説明していきます。

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漫才とコントの違いを相対的に比べてみた

より分かりやすくなるよう、漫才とコントの違いを一つずつ並べていくことにします!ん~分かりやすい♪

漫才は…「今から漫才します」と言ってOK!今、漫才中であることを前提に話し始める。

コントは…ただの日常を切り取ったお芝居。なので、コントであることは言わないし、コントの中の登場人物はコントをしているつもりはない。

大前提として、漫才とコントはココが全く違います!

文章にすると難しいですが、要は

漫才は「ハイどーもー」ってマイクの前に立ち、お客さんの前で「今から漫才というネタをして」みなさんを笑わせまっせ~!!

って、分かったうえでネタを披露します。

だから、漫才師が笑わせる目的で出てきて、笑わせるためにボケて、笑わせるためにツッコんでるんです!

もっと言うと、漫才をしにこの場所に今、現在立っているリアルタイムな見せ物なんです。

なのでよく漫才師は「漫才中に何やってんだ!」って、ツッコミをして
漫才をしていることを口にできます。

けど、コントは「お前コント中だぞ!」って言えないんです。

 

それはどうしてかというと

コントは、今コントをしているという自覚はネタ中の二人にはありません。

そんな言葉を言ってしまえば興ざめしてしまいます。

コントはいかに日常的で、自然な演技が求められるからです。

 

そして、

目の前でネタを披露していますが、二人は今この場所にいません!

ハンバーガーショップのネタだったら、ハンバーガーショップにいるし

学校のネタだったら2人は今、学校にいます。

さらに、時間も夜だったり、朝だったり、江戸時代だったり100年先だったりするときもあります。

その、日常の一場面を切り取って、目の前で演じているんです。

 

なので、そもそも芸人のネタ中のコンセプトが漫才と180度違うんです。

 

漫才はリアルタイムで、時間の経過はそこにいる会場のお客さんと同じ、1秒1秒止まらずに一緒に過ぎています。

そのため漫才は、目の前のお客さんをいじる“客いじり”ができるけど、

コントは今ここにいないので、お客さんも周りにいないテイなので客いじりができません

①漫才はリアルタイム、コントは今ココにはいない

 

 

 ②

漫才は…2人とも本人のままでそこに立っている。

コントは…別人格を演じてそこに立っている

コレが一番わかりやすい、漫才とコントの大きな大きな違いです!

 

まず、漫才は「はいどーもー」って出てきた2人は本人同士ですよね?

サンドウィッチマンだったら、伊達と富澤の2人がマイクの前に立って、伊達と富澤がボケて、ツッコンでお客さんを笑わせようとしてます。

一方、コントは

出てきた瞬間から、舞台に立ってるソコの2人は別人格を演じています!

ピザ屋の店員になったり、おじさんになったり、女になったり、オバケになったり、、、

本人じゃない別人格の設定に入り込んでネタをしているんです。

②漫才は本人2人のまま。コントは別人格を演じる

 

 

漫才は…笑わせるためのボケ

コントは…理由のあるボケ

これは、①と②を踏まえた違いです。

漫才はさっきも言った通り「今から漫才をしてお客さんを笑わせまっせ」見せ物なので、どんなに突拍子もない無茶苦茶なボケでもOKです!

例えば

ボケ「どーもー磁石と申します。僕が27で、彼がもう28になりまして」

ツッコミ「…なんで急に靴のサイズを言ったのかわかりませんが」

という、磁石のつかみがありますが、なんの脈略がなくても漫才は笑わせる前提で出てきてるので、こんなボケが通用します。

 

でも、コントはそうはいきません。

バイキングの”なんて日だ”でおなじみの『娘の帰郷』コントは

ボケの全てが、娘が帰郷してきて莫大な借金で首が回らなくなった、

などという事実を次から次に発表しているだけです。

この時のボケは全て、事実で、一連の繋がりがあります。

ココが漫才とは全く違います!

もう一度言います、

コントのボケには理由があって真実なんです!

 

①でも言った通り、コント日常を切り取ったものなので、本人はボケてるつもりが無いですから。

その人はいたって真剣だし、その人自体、もしくは設定がおかしいだけなんです。

 

だから細かく言うと、サンドウィッチマンのファーストフードのコントは、漫才をコントにしたものなのでボケは漫才のボケです。

「サイズの方がs・m・a・l・lとございます」のボケは絶対にあり得ませんよね?

ひいき目に見たとしても、Lが2つあることはまずありえませんから、これは漫才のボケです。

 

それとコントは、相手が知らない人で赤の他人の設定の場合、

その人に対して急にトップギアでツッコンだり、ましてや頭を叩くなんて現実ではありえないですよね?

さまぁ~ずの三村さんも養成所の若手に対して

「こんな(コントのキャラみたいに)頭がおかしい人が実際いたら、そんなに強く言えないと思う。”え?え?”ってなるでしょ?だってすぐにその場を立ち去ればいいんだから」

と言っていました。

なので、コントのツッコミはリアルなリアクションでないといけませんし、

ボケも理由のある事実じゃないといけません。

③漫才は、笑わせるためのボケ。コントは、理由があるボケ。

 

 

漫才は…会話。

コントは…ストーリー。

漫才は、全て会話で成り立っています

コンビが相手に話しかけて、それに対して相手が返すというキャッチーボールの中で面白いことを言ったりしないといけません。

ナイツのようにお客さんに話しかける特殊パターンもありますが、

目の前の相手に話しかけているので、一方的な会話でボケています。

一方コントは、日常なのでストーリーがないといけません

ベタな言葉で言うと『起承転結』ですね。僕はあまりそれにこだわるのは好きじゃないですが

 

目的があって→何か行動を起こして→何かが起こって→最後に終わりを迎える。

 

というストーリーがあれば、極端な話し2人に会話がなくて、お互いが自分のことをしててもOKだし、独り言もありです。

またまたサンドウィッチマンのカラオケ店のコントのように

店員と客という立場なので、もちろん用事があるときしか会話しません当然ですよね?

 

それ以外はずっと伊達の独り言です。

これはコントだから成り立つのです。

漫才じゃあり得ません。

 

な・の・で

漫才は会話だから、

「今から俺がコンビニの店員やるから、お前お客さんね」

みたいに設定を言葉で説明できます。

でもコントは、ストーリーのセリフの中で

「こうやって”同級生”3人で”居酒屋”来るのも久しぶりだな~」

というように、物語の中で人物と場所などの5W1Hをセリフで説明していかないとけません。
(これは東京03が天才的に上手い!!)

④漫才は、会話。コントは、物語。
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ジャルジャル問題の答え

ここまで読み進めてくれた人なら、一番最初に出したジャルジャルの

センターマイクの前にジャルジャルが出てきて

「はいどーもー木村です」

「佐藤です」

『2人合わせてふかづめボーイズです!』

って別人の設定で出てきた場合

の答えは分かりますよね?

 

そうです、

答えは『コント』です。

 

だって、後藤と福徳が別の人物の役になりきってネタを始めたのなら、

ふかづめボーイズ』というコンビに扮したコントです※②参照

 

このように、

漫才とコントは実はこんなにも違うんです!

 

実際は、

今や漫才もコントも両方やる芸人が増えてきたので、上記で書いたルールが混同しているのは確かですし、

人を笑わせるのに正解なんて無いです。

 

でも純粋な漫才師や生粋のコント師はこのルールにしっかり乗っ取ってやっているので

これからはその辺に注目して、

「あ、この人達はちゃんとコントのボケだな~」

とか

「今のは漫才のボケだな〜」

みたいに、見てみるともっとネタが面白く見れると思います♪

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最後に…

長々と書いていましたが、

結局マジカルラブリーの”アレ”は漫才じゃないのか?

の件ですが。

上記の説明を当てはめてみます。

どーもーってリアルタイムでマイクの前まで歩いてきて※①

『高級フレンチに行く事になった』野田が、

マナーを知らないから村上に教えてもらって、

それをふまえて野田のまま練習させてと始まる※②

現実ではあり得ないボケで※③

それについてちゃんとマイクに戻って会話している※④

ので、①~④すべてを兼ね備えた列記とした漫才です。

むしろ”入り”と”題材”はオーソドックスなくらいですw

ただ、一つのボケが『動き(マイム)』であり、

『話芸(セリフ)』ではないから、

”漫才じゃない”なんて言われ方されているんだろうけど…

 

その考え方…

 

クソ古いです!!!

 

言葉の掛け合いだけが漫才だというのなら、

見取り図の『モハメドアリ』のボケも動きですよね?

アキナのキレて転がりながらシモテに移動するボケとは何が違うの?

確かに、

無言で動き回るボケは『話芸』ではないかもしれません、

でも、それだけでコレが”漫才じゃない”って言うのって、

極端すぎやしませんか?

 

さだまさしの『北の国から』は、”あ~”と”ん~”しか言ってないから歌じゃないって言いますか?

あの歌でどれだけの人が涙し、心が癒されたか。

マジカルラブリーのネタだってそうです。

話芸じゃないからって、

あの日一番笑いを取っていたのは彼らです。

 

あの大会はそれを競い合う大会なんです。

 

「話芸じゃない」「面白くない」

は人の好みなので全然間違っていないと思います。

でも、

「漫才じゃない」

は、

『正解じゃない』です。

 

 

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